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中国ビジネスマナー入門 2010 その22 スマートな注文が接待の決め手 May 2, 2017 (Tue)

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2010/10 初掲載

招かれるよりもっと頭の痛いのが、宴会に招く側になったときです。けれども、ポイントさえ押さえておけば、あんがい難しいことではありません。

まず、これと思うレストランを下見しましょう。その際、先に相手方に接待されていた場合は、それと同クラスのお店を選ぶのがルールです。上でも下でも相手の面子を潰します。そして、必ず「中華」で。どんなに高級であっても、日本料理はNGです。下見のときには、実際に少し注文してみて、料理の種類や値段など、具体的なイメージをつかみます。たいてい写真付きメニューがありますので、それほど心配いりません。そして、個室を予約します。

注文で肝心なのは、ズバリ、料理の品数です。これが日本式接待との最大の違いです。人数にもよりますが、細かいことより、とにかく食べきれないほどたくさん、つまり、テーブルいっぱい・・・いえ、テーブルから溢れるほど!が最重要課題です。そのうえで、前菜(冷菜)、野菜料理、肉料理、魚(海鮮)料理(中国では、大きな淡水魚の煮付けなどは高級料理です)、ごはん・麺もの・粉もの、スープ、デザートなど、バランスよく注文できれば言うことなしです。

そうそう、皿数は必ず偶数で。8、10、12、16皿など。中国では、偶数が縁起がいいとされているからです。

中国式接待はバランスよくテーブルいっぱい注文、が鉄則ですから、逆に、料理が十分に余らない、様子を見ながら少しずつ注文、はNGです。注文は、必ず、最初にすべてです。中国人ゲストは、皿数の少ないこと( =ちょうど食べきれるだけの量であること)、料理がちびちび運ばれてくることを嫌います。「しけてる」「バカにしてる」と感じるのです。

また、宴会のお酒も料理も招待する側が振舞うものですから、ホストは、ゲストにメニューを渡して選んでもらおうとしてはいけません。招待する側 =支払う側がセレクトし、決定するのです。これも日本との違いです。そんなとき、服務員(ウェイターやウェイトレス)は強い味方です。彼らに相談すれば、人数によりなにをどのぐらい注文すればよいか、どれがお勧めかなど、親切に相談に乗ってくれます。

ただし、お酒の好みだけはゲストに聞いてもよいと思います(紹興酒を好む浙江省や上海を除き、乾杯は白酒が一般的でしたが、最近はビールやワインも可)。お酒はもちろん、追加OKです。

ここまでできれば、宴会はほぼ成功したも同然です。ご健闘をお祈りいたします(笑)

つづく

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