ECONOMIC DEVELOPMENT ZONES
現地開発区当局との
強力なパートナーシップ
自らの目で厳選した中国経済開発区
「東南アジアは大企業にはいいけれど、中小にはまだまだハードルが高い」とは、中国とカンボジア・ミャンマーを行き来する日本人経営者。カンボジアの都市周辺開発区はもういっぱいで、これから進出する企業はより奥地に行くしかない、インフラ・法律ともに未整備、サプライチェーンや技術力の問題、市場規模が小さい(カンボジアの人口は上海市よりも少ない)、思ったよりも人件費が高い、暑い国の人は働かない、情報は力のある大企業が独占、韓国人・中国人が支配していて日本人の入る隙間がない。「ミャンマーが中国の内陸部並みになるには、あと何年かかるのか」「反日や人件費の問題はあっても、中国でムリな企業が、ましてや東南アジアではムリでしょう」というのが彼の結論です。
反日前は、中国開発区政府も大型投資ばかりを謳っていましたし、マスコミに煽られブームに乗って日本企業が進出しました。反日による日本企業の中国離れは、結果として、現地開発区の目を日本の中小の技術誘致や小規模投資に向けさせることにつながりました。今後、日系中小のための投資環境・サポート体制はますます充実していくでしょう。JiBizでは、日本代表処や日本連絡所を担う各開発区政府や工業団地に対し、常に中小企業の立場、日本人の目線で要求をぶつけ、よりよい受け入れ体制とサービスの構築・改善に努めています。
私どもJiBizでは、開発区や工業園区本体だけでなく、立地場所の都市生活インフラ(日本人が駐在できるか否かも重要)、物流・交通インフラのチェックをはじめとして、開発区・工業園区の視察・選定には3~5日間をかけ、その後も定期的に訪問して状況を把握しています。現地の体制においては日本語のできる担当者がいるのがあたりまえとなりましたが、日本語ができるできない以前に、日本企業と共に進んでいく意識すなわち進出後も手厚いサポートを提供する体制が整っているかもチェックポイントです。
地域 | 立地 | 名称 | コンセプト・特徴 | 規模 | 対象企業 | お勧めポイント |
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浙江省 紹興市 |
紹興濱海新城 | 紹興濱海新城 | 大型投資や大規模工場建設受入可能 | 142km² | 労働集約的産業以外で様々な業種OK | 紹興市直轄区の最新開発区 上海と紹興を結ぶ大橋のインターから最も至近距離 科学創業園は科学技術研究開発、試作・研究開発を容易にし、起業から産業化までの連続したスキームを実現。総合オフィス棟、科学研究工務棟、支援サービス棟、低価格の居住用マンション |
紹興濱海新城科学創業園 | 産業科学技術研究を目的とした産業パーク | 敷地: 65,000m² 建屋床面積: 147,000m² |
ハイテク研究開発 | |||
紹興袍江経済技術開発区 | 袍江日系新興産業園区 | 日系専用工業団地 | 135,450m² | 中小企業 | 紹興市直轄区の中でも最も市街地に近く、最も開発の進んだ開発区 管理会社責任者は紹興市開発区顧問も務める日本人 ワンストップサービス充実 |
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杭州湾上虞経済技術開発区 東二区内 |
紹興上虞日本工業園 | セミオーダーも可能なレンタル工場 | 1期30万m² 計画100万m² |
中小企業 小規模投資歓迎 環境関連企業歓迎 |
運営会社は日本大手企業と合弁事業を行う浙江省でも最も大きな地場企業のひとつ 管理会社窓口は大手メーカーOBの日本人3名体制、安心の相談環境 管理センター、日本人居住区、日本食、従業員寮等各種施設充実 ワンストップサービス充実 |
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江蘇省
丹陽市 |
江蘇丹陽経済開発区 | 日本自動車部品工業団地(JAPIC) | 自動車関連中小企業専用工業団地 | 敷地面積: 21万m² 建屋床面積: 12万m² 貸し工場: 10万m² |
中小自動車部品メーカー | 管理会社責任者は中国自動車事情に精通するトヨタOB日本人、頼れる相談環境 日系中小自動車関連の集積、連携による資本力・販売力強化という明確なコンセプト 販路開拓を含め組合形式による全面サポート |
安徽省 宣城市 |
宣城経済技術開発区 | 宣城科技園 | 標準レンタル工場優遇 | 建屋床面積: 42万m² |
新規及び上海・沿岸部からの移転 | 江蘇省・浙江省に隣接していながらコスト安 現地日本担当者は日本語堪能なうえ、きめ細やかで非常に熱心 現地政府は日系企業の進出に期待 |