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戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG
2010/09 初掲載
いまの中国には新たな問題があります。
それは、「80後(パーリンホウ: 80年代以降生まれ)とそれ以前の人間では、価値観がまったく違うということです。(中国だけと思ったら、実は日本でも、「ゆとり教育人間」に企業が四苦八苦しているようですね)
明らかに違いのあることは感じていましたが、中国人でも理解できないそうですから、外国人にはなお理解できないでしょう。
以前の中国では、「社会的責任」や「善」が、人民にとって大事なものでした。けれども、新しい世代にとってなにより重要なのが、「利益」「儲け」「お金」であって、伝統的な「責任」や「善」が通じなくなっているということです。
その価値観は、天安門を境にして変わったそうです。家庭教育も、学校も、大学での教え方も。
大卒中国人の能力は非常に優れている一方で、ひたすら詰め込み式教育というのがいまの中国です。ですから、ものごとをどう考えどうとらえるか、という思考能力の欠落している人間多いのは事実です。