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海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG
2010/10 初掲載
ご存じのように、中国は基本的に共働き社会です。また、元来、子どもを大切にする国です。さらに、中国の定年は早く、若くして老後が訪れ、日本のシルバー世代のように趣味に駆け回ることも少ないので、子どもを持つ若夫婦にとっては、もれなく無料の私設託児所環境が整っているということになります。
あるカップルに赤ちゃんが生まれました。夫の両親の家で数ヶ月の産休を過ごし、お母さんは仕事に復帰しました。同時に、彼らの自宅に戻りました。けれども、赤ちゃんは、あいかわらず祖父母と住んでいます。お母さんは、仕事が終るとしばし赤ちゃんの世話をして、夫婦はそこで夕食を済ませたら、赤ちゃんを置いて自宅に帰ります。おまけに、仕事のない土日も連れては帰りません。平日と同じように一定時間を過ごすだけです。ワンニャンもびっくりの、まさに産みっぱなしというわけですが、これもけっこうふつうのことだとか。
お母さんがバイバイをしても、泣きもせず、ニコニコしているこの赤ちゃんを見ていて不憫になるのは、日本人だからであって、親も祖父母も赤ちゃんも、やっぱり中国人はたくましい・・・。