BUSINESS
KNOW-HOW
海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG
2000/12 初掲載
中国人は非常に面子を大事にする民族であると同時に、「通情達理(情理にかなう)」、つまり人情と道理の両方にかなうことが正しいことだとする価値基準があります。孔子の説いた「中庸の徳」です。
中国人と外国人が、その文化の違い・価値観の違いから折り合いがつかないとき、中国人はこの「通情達理」に従い、両者の面子の保たれる方法、両者がともに納得のいく方法を探し出そうとします。私たち日本人が「通情達理」の精神を大切にしようという気持ちになれば、文化の違いから起こるあらゆる摩擦にも、少しずつ対処していくことができるのではないでしょうか。