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中国ビジネスマナー入門 その26 郷に入りては郷に従う February 4, 2017 (Sat)

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2000/12 初掲載

中国に限らず外国においては、基本的にその国の習慣に従うこと、その文化を受け入れようと努力することがマナーだと思います。ビジネスのうえで「日本ではこうだ」と押し付けることは避けたいものです。

例えば、社員を一堂に集めて頭ごなしにお説教する姿から、日本の軍隊を連想する中国人は多いそうです。戦争を実際に経験していない若い世代でも、30代以降の中国人なら、教育や映画を通して日本軍の卑劣さを徹底的に教え込まれています。その後現在の本当の日本の姿を知り、彼らなりに理解することになりますが、それでも一堂に集めて話をするときは、言い方に気を遣ったほうがいいでしょう。

この場合も、責任者・管理者を呼んで話を聞き、彼から伝えてもらうようにするのがベストです。現地で企業することは、信頼できる中国人をパートナーとして育てることです。中国人を実際に動かすのは中国人です。その意味でも、こちらが直接出ていくよりも、中国人になるべく任せていくほうがスマートであり、理に適っていると思います。日本の方法が優れていたとしても、それが現地に馴染むかどうかは別問題です。中国では中国式のほうが上手くいく場合もあります。常に「中国ではどうか」を念頭に置くことが大切です。

相手の国を受け入れることができ、違ったものを異質なものとしてではなく、違う価値観として認めることのできる心の柔軟性を備えていることが、真の国際人の条件でもあり、国際ビジネスで成功するための秘訣ではないでしょうか。

つづく

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