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中国ビジネスマナー入門 2007 その1 中国の車事情 February 9, 2017 (Thu)

2007/03 初掲載

中国人のマイカー所有率は、年々高くなっています。排気量1300ccクラスの中国メーカー車で、80万円ぐらいからあり、価格は日本より少し低めです。中国では日本のようには気軽にローンを組むことができないのか、即金ということも多いようです。

中国車のエクステリア、インテリアともにデザインはなかなかのものです。ですから、見た目は、日本車と大差ありません。ところが、乗ってみると、日本車との差は大きいことがわかります。例えば、日本車でしたら、1000ccクラスの車でも100キロの高速巡航は、まだ余力がありますが、中国車の場合は、100キロでもかなり音がうるさく、息切れしているという印象を受けます。車体やエンジンに安定性や余力がないのかもしれませんし、細かいところがまだまだ行き届いていないのだと思います。

日本では、最近の主流は、ハッチバックやミニバンです。また、外車や高級車にこだわる人もいる一方、手頃な国産車で満足する人も大勢います。つまり、日本では、いまや車は富の象徴でもなんでもなく、一部の趣味人を除けば移動するための道具にしか過ぎないのです。

これに対し、まだまだ発展途上の中国では、車は豊かさの象徴であるような部分が大きいかと思います。セダンが圧倒的に多く、ハッチバックやミニバンはほとんど見かけません。フォルクスワーゲンはかなり多く見かけますが、それは、フォルクスワーゲンが早い時期に中国に進出したからです。その中でも「決めの車」は黒塗りのアウディでしょうか。日本でも昔はやりましたよね、アウディ。

つづく