JiBiz BUSINESS KNOW-HOW
海外でビジネスする 中国で仕事する 戦う日本人企業家のための 勇気百倍・元気の出るWEBLOG
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ハンコと言えば、最近、もうひとつすったもんだがあったのでした。「赤いハンコ」のお話です。 赤いハンコがないとダメあるヨ とある企業の視察で、珍しく、現地政府から私たちの視察同行費用(航空券代)が出ることになっていました。そう約束されていたので、加藤がネットでCAの航空券を手配し、その後、プリントアウトした日本式領収書を提出したら、「赤いハンコがない!」と騒ぐではありませんか。 「赤いハンコもなにも、提出したものが唯一の領収書であり、それだっ …
「サイン」の次は、「法人実印」のお話です。 現地開発区担当者宛に、とあるお客さんの企業名称仮登記申請書一式を送付したときのことです(中国では、会社設立の最初の手続が商号仮登記です)。 そうしましたら、「このハンコは実印ではない。実印を押すよう何度も言ったはずだけど」と感じ悪~いいちゃもんメールが。 ちょうど加藤は中国出張で留守だったため、署名押印に関するやり取りは番頭が行いました。そのハンコ、確かに、小さくて、会社名も入っていません。こんな …
ニュースを目にするたびに、中国にはがっかりさせられっぱなしですが、中国がヘンなのは、銀行や役所も同じです。 たとえば。中国では、会社設立してから資本金を払い込むという順序になります。送金後、さらに現地銀行で手続があるのですが、5年半前、ウチの現地法人設立の際、自分の名を当然のことながら「加藤麻里子」(中国語でも日本の漢字と同様です)と書いたワタクシに、銀行担当者がいちゃもんつけます。 こだわるなら本質的なことにこだわって欲しい 「あなた …
カメラを持ってブラブラしていれば、ある意味外国人丸出しですが、撮影も仕事の一環ですし(このブログに使います)、仕事の記録にもなりますし、撮ること自体が好きな私にとって、カメラはパスポートとお金の次に大切な旅道具です。 ビズパートナーは、現地を歩いていますと、北京でも外灘でもどこでも、必ずと言っていいほど、「シャッター押して」と中国人にリクエストされます。彼は日本でもよくカメラマンに間違えられますので、そんな雰囲気があるのでしょう。ちなみに、加藤 …
2015年4月22日のAsahi Shimbun Digital ANDの「イチ押し週刊誌」では、週刊ポスト(小学館)2015年4月24日号の記事「アベノミクスで買い物をやめた『30代』」をとりあげています。 曰く、「消費税引き上げから1年以上となるが、個人消費が戻らない。自動車関連支出について前年同期と比べると、1ヶ月あたりで、30歳代は約5,000円の減少。30歳代は、不動産、自動車、子ども関連など消費が最も多くなる世代であるはずが、将来の …
北京の家庭料理の代表は炸醤麺(ジャージャー麺)なのだ 「餃子と炸醤麺、どちらを北京の味の代表に選ぶ?」王さんが真顔で聞きます。 前日は餃子、今日は炸醤麺をごちそうになったところでした。彼は言います。「北京の家庭料理といえば餃子と炸醤麺だが、炸醤麺こそ北京の家庭料理の代表である。君はどちらに一票をいれるのか?」 王さんちでは、男性陣は炸醤麺が好み、女性陣は餃子が北京の家庭料理の代表であると意見が分かれていることもあって、日本人代表がこの哲学的 …
餃子は本場に勝てない ある意味国民食になっているラーメンと餃子。慣れた味、日本のラーメンは中国よりもおいしいと言いたいところですが、餃子だけは本場(?)の北京には敵いません。今でこそ中国でも「大娘水餃」といったチェーン店があって、どこの料理かわからなくなっていますが、餃子は、元々、中国でも北の料理だと思います。北京の家庭では、男性陣も器用に餃子の皮をのばし、餡を包む光景を目にします。 もてなし料理としての餃子 そして、餃子は家庭でお祝い …
イラシャイマセエー、ほわいんくおんりー、はおカンシャ! 北京のとある地下鉄駅の出口。あれぇ~、日本語らしき「音」が聞こえてきます。久しぶりの日本語に耳慣れない感じ・・・ どうやら、その「音」は地下鉄階段の目の前の小さな店から出ている模様です。 若い人民が列をなすそのお店は「たこ焼き屋」でした(最近、人民も列に並ぶようになりました)。 そして、「音」の主は日本人でした。北京で堅い事業をしながら、副業で「たこ焼き屋」を始めたそうです。その時点 …
2015年3月3日より3月6日まで、東京ビックサイトで日経メッセが開催されました。日経メッセは、街づくり・店づくりの総合見本市で、店舗総合見本市(JAPAN SHOP)、総合建材展(建築・建材展)、流通IT・システム機器展(リテールテック JAPAN)、セキュリティ製品展示会(SECURITY SHOW)、フランチャイズ展(フランチャイズ・ショー)、照明機器展(ライティングフェア)、LED照明・デバイス展示会(LED Next Stage)の7つ …
本稿は、中国出身のコンサルタントの方が書いた「なぜ中国ではマクドナルドよりケンタッキーのほうが多いのか」との記事に触発(?)されて書いています。その記事では、マクドナルドよりケンタッキーが多い理由を、「マクドナルドはアメリカ式の味を堅持」したのに対し、「ケンタッキーは中国風のファストフードの開発、提供」を行ったところにあると論じています。 中国の外食産業(ファーストフード)ではマックとケンタッキーの勢力が逆転 日本では、総店舗数(FC含む …