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海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG

Author Archives: MaO


「語学なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」 その4

北京三里屯にて(イメージ画像)

好きこそものの上手なれ 中国でなにより大切なのは、中国や中国人を「オモシロイ」と思えることです。中国ビジネス始めるのに、言葉が達者であることは絶対条件ではありません。言葉の先にビジネスがあるわけでもなく、日常会話の先にビジネス会話があるわけでもありません。言葉はあくまでも脇役であり、道具です。理解し合いたいとか、この目的を果たしたいという思いに言葉がついてくるのです。ですから、言葉は初級だってOKです。あとは、現場で当たって砕けろです。 大連 …


「語学なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」 その3

北京三里屯にて(イメージ画像)

中級? 加藤の中国語力は「中級」でしょうか。文法の検定試験を受けたとしたら、おそらく、そのあたりではないかなぁということです。初心者ではありませんが、とても上級とはいえません。中国語ゼロの状態で現地で聴いて覚えたため、中国語のときは中国語で考えますが、今年こそはゼッタイやるよ~!と毎年宣言しつつ、毎年宣言だけに終わり、あとは現地で適当にやっているだけというナマケモノゆえ、進歩しないのです。 実は、ときに日常会話に詰まることがあるのは、ロンドン …


「語学なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」 その2

北京三里屯にて(イメージ画像)

ところで、先日、とある同業者の集まりに参加したところ、中国一流大留学で通訳資格もあるという初対面のAさんが、マイク片手に、みんなの前で、いきなり私個人に向かって中国語で挨拶を始めてびっくり。Aさんは、私のことを人づてに聞いていて、一番楽しみにしていたのは、私に会うことだったそうです。 アカデミックに負けた 大勢の前で試されたというわけですが、生真面目な?加藤は中国語でお返事を返したものの、これが、かわいそーなことに、緊張もあって大恥でした。A …


「語学なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」 その1

イメージ写真(欧米人カップル@北京三里屯にて)

もしかして、日本語なまりの中国語? ウチの「仁科里奈ちゃん」。って、フレッシュな女子スタッフ?イエ、100キロ近い♂(共同経営者とも言う)の別名です。あるとき、「そー言えば、あの中国人『にしりしな』って言っていたよね?」と聞かれた加藤、「にしりしな?→にしなりな?→いや、にぃしぃりぃしぃな?→もしかして、你是律师呢?(弁護士さんですか?)」変換するのに数秒。「そう …


安かろう悪かろうの中国品より、高くたって安心安全ナットクの日本製

店構え二重丸の靴屋さん@北京

一緒に政府開発区の日本代表処を運営している顧問先役員が、上海・紹興の出張から帰国し、その間の動きを報告し合いました。 コモディティこそ品質は日本メーカー製品の独断場 (日系の)クルマや機械の現地生産の割合が落ちることはともかく、医薬品、日用品、衛生用品、飲料水等を扱っている日系には撤退してもらったら困る、というのが中国の本音のようです。現地日系でも情報が錯綜している・・・と前置きしたうえで、逃げていく企業は逃げていくけれど、これから進出する企 …


社内尖閣論争勃発?@2012夏、黒龍江省は木蘭の餃子大王にて

ウィリー・ワン@黒竜江省木蘭餃子大王

昨年の7月のこと、ウチの面々は黒龍江省ハルピンから160キロの木蘭県にて業務に当たっていました。集まったのは、武闘派ウィリー(北京現地法人スタッフ)、一番番頭(共同経営者)、加藤の三名。 メンバーのお気に入り食堂は角の「餃子大王」。その晩も楽しく夕食にありついていたところ、ウィリーが「ナントカガカントカアルヨ」と言っています(注: ウィリーは中国語オンリー)。なんだこいつ?なに言ってんだ?すると、ウィリーは魚釣りのポーズをしてみせます。「あ~、 …


目の前にぶら下がった「元」ナマ命、十年先が見通せない中国人

「元」ナマ 100元札@北京で撮影

とにかく目の前の現金が大事なのだ 中国では、新規賃貸契約の際、通常、家主が不動産屋に1ヶ月分の仲介手数料を支払います。ですから、店子が毎年入れ替わるとなりますと、家主は毎年1ヶ月分の損失です。ところが、中国人にはこの損失が計算できません。いえ、トータルで損してもかまわないから毎月の現金が増えることを採る、それが中国人です。 毎年家賃を値上げしてくる欲張り家主。更新拒否したらどうなるか?新しい店子と契約を結ぶとなると、まずそこで1ヶ月分の損失で …


母から子に伝えるマナー 北京の地下鉄ホームにて

中国の夏の名物?腹出し男@北京の地下鉄

この日もいつものように地下鉄移動していたのですが、平日の午前中だというのに、小学生をたくさん見かけます。中国では、7月も10日になりますと、もう夏休みのようです。 地下鉄6号線の呼家楼駅で下車しようとしたときのこと。降りる側が降りていないうちから人民が乗り込んでくるのは、いたってフツーの光景ですが。 注意するところが違うような気もする どやどやと降りるお客に逆流するかのように、無理やり子どもを先に押し込めながら、「小心!小心!(ほら、注意し …


発表!日本車のシェア@北京2013中流住宅街調査結果

ミニクロスオーバー@北京団結湖界隈

って、単にシロウト加藤による個人的な実地調査の結果ですが。 最近よく出入りする北京のCBDに位置する住宅街。その集合住宅そのものは、日本人から見ればたいしたことないのですが、あたり一面停められている自家用車は、ほとんどが外車か日本車。見たところ、中国車は少数派です。そこそこの家に住み、外車か日本車に乗る。それが、いまの北京の平均的中流家庭なのだと思われます。 北京は日本車率高し ところで、実際、日本車はどれぐらいの割合なんだろう?知りたくて …


中国経済失速のニュースとは裏腹に、中国人の消費欲は絶好調!

ルイヴィトンの広告@北京首都国際空港

都市にもよりますが、中国では日本のサイトは検索しにくいです。特に、中央 北京では、日本のニュースサイトを開くのは難しく、北京出張中、私は浦島花子状態となります。 破綻すると言われ続けて 「中国経済失速、銀行が金詰りを起こしている、7月にも破綻するっていうニュースで日本は賑わっているよ」ウチの日本留守番組からそんなふうに聞いてびっくり。なぜなら、同じ日、私は現地でまったく逆のことを実感していたからです。シゴトの肥やしはファッションの加藤、中国女 …