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中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG

Author Archives: MaO


コロナウイルス—懲りずに井戸を掘ったニッポン、またもや中国にハメられる

航空機の窓から見えた北京の国貿地区

新型コロナウイルスでウチの中国関連のビジネスが停滞。非常に困るのですが。それでも、中国に忖度しまくりの日本が歯がゆい。 能天気なニッポン、危機意識なんてありません。 マスクを大量に送って「加油中国!加油武漢!」。対岸の火事と勘違いしてお祭り気分だったニッポン。現地の友人(人民)からマイ微信に感謝の動画が届きましたが、しらけたワタシは不謹慎? だって、明日は我が身なのに、日本の緊急時の備蓄を空っぽにしてどうするの?子どもたちや若者たちの隣国への純 …


中国ビジネスマナー入門 2010 その39 命より大切な面子を潰さない

面子にかけて上海環球金融中心を追い越すあるヨ

2010/10 初掲載 中国人の面子を潰してわざわざトラブルを招くのは避けたいものです。基本的には、相手の面目を失わせるようなことを避ければいいわけですが、知らず知らずのうちに面子を潰していたら・・・。では、日本人が踏みがちな地雷とは? 理由はどうあれ、中国人を人前で叱責すること。 本人がいる前で、第三者に対して本人を腐すような発言をすること 人前で上司が部下を叱責することは、日本の会社ではごく当たり前です …


中国ビジネスマナー入門 2010 その38 ガムテープだって日本製がいい

日本メーカーの日用雑貨@北京カルフール

2010/10 初掲載 あるとき、「ガムテープある?」と聞かれ、日本から持っていった(メーカーは日本の会社ですが、生産は中国?)布製ガムテープを渡したところ、手でびりっと切れることにびっくりした様子。 「それ、中国製じゃないでしょう?」 「ええ、日本製」 「やっぱりね。日本製品は、なんでも中国製よりいい」 実業家の彼は、近々、バーベキューのお店を一挙に3店舗開店するそうです。開店祝いは、ガムテープの詰め合わせでキマリ? …


中国ビジネスマナー入門 2010 その37 贈り物には値札をつけて

さすがに値札は付けられません

2010/10 初掲載 ほぼ身内?の中国人一家に赤ちゃんが生まれたときのこと。「これは下の妹がくれたんだよ」と小さな箱に入った24金のアクセサリー(中国では、金といえば、やたら黄色くキンキラした24金です)を見せられ、ぎょっとしました。箱の真ん中に、しっかりと値札がついていたからです。値札は、つけて贈るのが常識だそうです。贈るほうも値段を強調したいのでしょう。 「ほら、うちの赤ん坊に3000元もお祝いしてくれたんだよ」彼は誇らしげにその値札を …


中国ビジネスマナー入門 2010 その36 残ったごちそうは打包(ダーパオ)する

きゅうりのたたきを打包@北京

2010/10 初掲載 中国では、個人的なつき合いにおける招待の際も、余るほど注文しますので、そうすると、必ず残り物が出ることになります。この場合は、招待した側がお客にお持ち帰り(打包)を勧めるのがひとつのマナーです。その意味では、初めから「おみやげ」分を含めて注文するようなものです。 大小に関わらず中国のレストランには、必ず持ち帰り用の容器が用意されていて、従業員に声を掛ければ、適当なものを詰めてくれます。「打包」は食べ残しを包むという意味 …


中国ビジネスマナー入門 2010 その35 ひとりで目的地まで行けますか?

JTBの現地添乗員さん@北京空港

2010/10 初掲載 昼間、中国の都市の空港に到着したとして、あなたは、そこからひとりで目的地まで行くことができますか?それとも、現地の日本語のできるお迎えが来てくれるまで、そこでじっと待っている派ですか? 中国でビジネスすることの向き・不向きは、この質問ひとつでだいたい判断がつきます。 言葉ができなくとも、何らかの交通手段を使い、なんとか意思表示して、自力で目的地までたどり着こうという気力や好奇心、行動力のある人は、中国ビジネスに向いて …


中国ビジネスマナー入門 2010 その34 3ヶ月でおしめのとれる赤ちゃん

最初は驚いた股割れズボン@上海川沙

2010/10 初掲載 もし、生まれて2、3ヶ月でおしっこをおしえる赤ちゃんがいたら・・・日本でしたら、その天才ぶりが、きっとマスコミで話題になるでしょう。けれども、中国ではそれほど珍しいことではないそうです。 私はこの目で見ました。おしっこがしたくなると、気難しい顔をして意思表示し、ちゃんと用を足す、まだハイハイもしていないような7ヶ月の赤ちゃんを。もちろん、おしめもしていません。びっくりしていると、生後2、3ヶ月から夜もおもらししたことが …


中国ビジネスマナー入門 2010 その33 産みっぱなし?—中国育児事情

孫のお世話は生き甲斐@北京

2010/10 初掲載 ご存じのように、中国は基本的に共働き社会です。また、元来、子どもを大切にする国です。さらに、中国の定年は早く、若くして老後が訪れ、日本のシルバー世代のように趣味に駆け回ることも少ないので、子どもを持つ若夫婦にとっては、もれなく無料の私設託児所環境が整っているということになります。 あるカップルに赤ちゃんが生まれました。夫の両親の家で数ヶ月の産休を過ごし、お母さんは仕事に復帰しました。同時に、彼らの自宅に戻りました。けれ …


中国ビジネスマナー入門 2010 その32 日本文化に学べ

富士山@ANA北京便

2010/10 初掲載 中国へ行くと、きっと感じると思います。中国人の日本製品に対する信頼感だけでなく、日本文化に対する大きな関心を。 若い世代や富裕層を中心に、いまや中国人は、アニメ&漫画(80年生まれ以降は、日本のアニメとマンガを見て育っています)、映画、観光(現在の人気は北海道や富士山)、音楽、芸能人(現在いちばん人気は嵐?若い女の子は「ひみつの嵐ちゃん」などを観ています)、ファッション(ファッション雑誌は日本のリメイク版が主流)、食べ …


中国ビジネスマナー入門 2010 その31 中国人女性のメイク術?

イメージ写真(上海浦東空港の旅行社)

2010/10 初掲載 中国人女性は、年齢に関わらず、ノーメイクかばっちりメイクか、たいていどちらかです。着こなしと同様、ナチュラルメイクという中間がありません。また、中国人女性特有のメイクとして、服装は地味目、肌は素肌でも、眉とアイライナーだけバッチリ、という人がけっこういます。しかも、黒いライナーで眉をしっかり描き、目はぐるりと囲み目なのは、やっぱり、パンダちゃんの国だから? 忘れられないのが、万里の長城で駐車場の整理をしていた女性です。 …