JiBiz BUSINESS KNOW-HOW
海外でビジネスする 中国で仕事する 戦う日本人企業家のための 勇気百倍・元気の出るWEBLOG
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彼は「ストレス」あるヨと主張する 「中国人は十年先が見通せないどころか、2週間以上先のことはわかりません」にも登場の、前々からウチとの合作希望の開発区政府担当者。7月半ばから続く彼の再三の要請にも関わらず、いまだに訪問スケジュールを組めていない私たち。自分の都合で急かす中国人の勝手さにムッときた一番番頭(別名共同経営者)、「別にウチは、合作しなくたっていいんだから。それなら他とやってくれて結構だよ」 これを受けて、相手に電話してその勝手さを問 …
日本が落札して当然!みたいな雰囲気だったけど 2013年8月13日付けのYOMIURI ONLINEの経済面、「ミャンマー3空港国際入札、日本勢受注は1か所」のニュース。日本勢が落札できたのは中部のマンダレー国際空港(総事業費60億円、事業年数30年)のみで、最大都市ヤンゴン国際空港は、地元資本と中国の企業連合に破れ、新設のハンタワディ国際空港(総工費1,000円億円、総事業費2,000億円)は、韓国勢などの企業連合に敗れたそうです。 おそら …
2013年8月7日付読売新聞朝刊9面経済面、前日に引き続き「激変 化粧品業界」と題して、「中国市場 欧米勢に苦戦」のサブタイトル。「1981年の資生堂を筆頭に、国内市場が縮小傾向の中、化粧品大手が次々に中国進出、資生堂は中国市場占有率第2位、年成長率20%を維持してきたが、昨年9月の反日の影響で、12年度の中国売上高は前年度比1.8%増と急減速。カネボウを傘下に置く花王も、化粧品等の12年度連結売上高の前期比伸び率が4ポイント低下」と、日本の化粧 …
中国毒餃子初公判、なぜいまごろ? いったい中国の狙いはなに? この素朴な疑問に対して、新聞屋さんに代わって中国の真意を勝手に「転」開してみましたが、いずれにしても、政府が対中感情コントロールに動き出したいまこそ、日本にとっては、ビジネスで有利な条件を引き出し、強気で交渉・取引できる絶好のチャンスです。三国志的な言い方をすれば、日本は中国の弱みを握ったも同然、中国はわが手中にアリです。 けれども、あれだけ痛い思いしたことはお忘れなく。相手を悪意で …
これは、ウソのようなホントの話です。国家主席や党幹部、省トップレベルになればまさかそんなことはないと思われますが、市政府レベルぐらいですとフツウにそうです。 予定は2週間先まで どこの現地開発区政府でも、企業の視察希望を伝えますと、「そんな、1ヶ月も2ヶ月も先の予定はわからない。できれば2週間前になったら連絡して」と返されます。現地視察となれば、通常数ヶ月前、場合によっては半年前から計画し、綿密に進めていくのが日本人です。お国柄と言ってしまえ …
中国では裁判所も行政機関の一種でしかないので そもそも、です。法治国家アピールと言いますが、中国の司法は独立していません。行政府といっしょくたです。ですから、「現時点で公判を開く」のは、政府の対日政策の一環です。中国の経済成長率が右上がりならば、この公判は開かれなかったはずです。 思えば、昨年9月の反日暴動は中国にとっては大誤算でした。アレをきっかけに、「尖閣は日本固有のもの」を国民の総意として、日本は強いニッポン・景気回復、自国の利益最優先 …
2013年7月31日付読売新聞朝刊1面、「中国毒ギョーザ 罪状認める」の見出しをチラと見た加藤、本文を読みもしないうちから、「こりゃ、日本の中国進出が有利になるな」と早々に結論。記事によると、「元臨時従業員の初公判は30日に中級人民法院で開かれ、即日結審。検察側は中国でも4人の被害者が出たことを明らかにし、『非常に悪質で結果も重大』と批判、日本側が被害者に関しても9人を認定、判決期日は後日決めるとした」 中国での毒物混入全面否定はどこに行ったの …
好きこそものの上手なれ 中国でなにより大切なのは、中国や中国人を「オモシロイ」と思えることです。中国ビジネス始めるのに、言葉が達者であることは絶対条件ではありません。言葉の先にビジネスがあるわけでもなく、日常会話の先にビジネス会話があるわけでもありません。言葉はあくまでも脇役であり、道具です。理解し合いたいとか、この目的を果たしたいという思いに言葉がついてくるのです。ですから、言葉は初級だってOKです。あとは、現場で当たって砕けろです。 大連 …
中級? 加藤の中国語力は「中級」でしょうか。文法の検定試験を受けたとしたら、おそらく、そのあたりではないかなぁということです。初心者ではありませんが、とても上級とはいえません。中国語ゼロの状態で現地で聴いて覚えたため、中国語のときは中国語で考えますが、今年こそはゼッタイやるよ~!と毎年宣言しつつ、毎年宣言だけに終わり、あとは現地で適当にやっているだけというナマケモノゆえ、進歩しないのです。 実は、ときに日常会話に詰まることがあるのは、ロンドン …
ところで、先日、とある同業者の集まりに参加したところ、中国一流大留学で通訳資格もあるという初対面のAさんが、マイク片手に、みんなの前で、いきなり私個人に向かって中国語で挨拶を始めてびっくり。Aさんは、私のことを人づてに聞いていて、一番楽しみにしていたのは、私に会うことだったそうです。 アカデミックに負けた 大勢の前で試されたというわけですが、生真面目な?加藤は中国語でお返事を返したものの、これが、かわいそーなことに、緊張もあって大恥でした。A …