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中国人は十年先が見通せないどころか、2週間以上先のことはわかりません August 2, 2013 (Fri)

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これは、ウソのようなホントの話です。国家主席や党幹部、省トップレベルになればまさかそんなことはないと思われますが、市政府レベルぐらいですとフツウにそうです。

予定は2週間先まで

どこの現地開発区政府でも、企業の視察希望を伝えますと、「そんな、1ヶ月も2ヶ月も先の予定はわからない。できれば2週間前になったら連絡して」と返されます。現地視察となれば、通常数ヶ月前、場合によっては半年前から計画し、綿密に進めていくのが日本人です。お国柄と言ってしまえばそれまでですが、この溝をどう埋めたらよいものか、中国側に日本人の考え方、モノの進め方を理解させるのにひと苦労です。

無計画で行き当たりばったり

先日のこと。前々からウチとの合作を希望している現地開発区政府担当者が、「加藤さん、一度顔を合わせて話したいので、こちらに来てください」「いつ頃をご希望ですか?」「そうですね。ボクは今週は出張でいないので、来週はどうですか?」

「んな、隣の市に行くんじゃあるまいし」とは報告を受けたウチの一番番頭。「開発区をよく見てほしいから、3日滞在してくださいって」「3日滞在するには5日の旅程だよ。夏休みだし、お盆前だし、チケットが取りにくい。それに、いまある仕事かたづけて、二人で5日間日本を留守にするには、それなりの準備期間がいる」「だよね」

北京の現地法人出張の際は、たいてい数日前に決定してバタバタと出発する加藤はともかく、由緒正しい日本人に、「今日(今週)言われて明日(来週)行く」などという中国式は通じません。

ナントカ5ヵ年計画といったスローガンやプロジェクト好きのわりには、建設工事だって行き当たりばったり、竣工から逆算して、具体的な作業工程に沿って予定どおり確実に実行していくという回路がありません。結果、いつもの突貫工事となるわけですが、無残にも、上海万博では間に合いませんでした。開会式が始まってもまだ工事していました。

よく言えば「フットワークが軽い」のだ

そして、中国の不動産会社。「これこれこういう物件をピックアップしておいてくれる?」と連絡しますと、「OK~!借りる3日前になったら電話して。ピックアップするから」。万事がこの調子、先の見えないことのために動くのは苦手だけれど、見えてくれば俄然フットワークの軽いのが中国人。ですから、政府でもどこでも、極端な話、現地到着後に連絡してちょうどいいぐらいなのです。日本式にあまり早くから予定を立てても、計画倒れやドタキャンの恐れアリ。2週間以上先は見えない中国人に、スケジュール帳は不要です。

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