JiBiz
BUSINESS
KNOW-HOW

海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG

Tag Archives: 中国駐在・中国出張


中国ビジネスマナー入門 その12 大切にしたい中国人とは

市井の人たちとの交流@北京火車駅

2000/12 初掲載 信頼できる中国人とはどういう人たちでしょう。 たとえあなたにお金や地位がなくても、あなたを好きだからよくしてくれる人。いいことばかりではなく、ときにはあなたに注意し、あなたを批判してくれる人。できないことはできないと、きちんと言う人。あなたとけんかしてでも理解し合おうとする人。あなたと苦労や思いを共有しようとする人。友だちや家族のように、損得なしであなたに関わろうとする人。あなたが本当に苦しいときにこそ手を差し伸べてく …


中国ビジネスマナー入門 その11 中国であなたを守る武器

イメージ写真(人の言葉に惑わされない@大連)

2000/12 初掲載 中国人は野心家でもありしたたかでもあり、私たちがその本心をすぐに見抜けるほど単純な民族ではありません。そういったトラブルを避け、なにが本当なのか、なにを信用したらよいのかを見極めるための得策はありませんが、結局は次のように正面から中国と向き合えるかどうかだと思います。 ひとつは、中国語を理解しようと努力することです。その努力は、中国人・中国そのものの全体的な理解にもつながります。狡さや悪巧みを持った中国人にとって、中国 …


中国ビジネスマナー入門 その10 こんなあなたが危ない!

この中に日本人は何人いるでしょう@上海浦東空港

2000/12 初掲載 あなたに対する誉め言葉の羅列に酔ってしまうこと。なにせ交渉術に長けた中国人です。あなたにうまく取り入るためにヨイショすることぐらいはお手のものなのです。 中国側の「熱烈歓迎」に単純に感動してしまうこと。日本人の純粋な感激の気持ちを利用して自分たちの思い通りに事を運ぶための社交辞令であることも多いのです。 なんでもできるという中国人の言葉を鵜呑みにしてしまうこと。なんでもできるはなんにもできないことであ …


中国ビジネスマナー入門 その9 悪い人はどこにもいるもの

イメージ写真(郊外の朝@北京)

2000/12 初掲載 中国語がわからず「金のなる木」である日本人は、ときとして中国人に利用されます。ほめ、おだて、いかにも味方だ、尊敬しているというふうに接してきます。けれどもそれは、日本人に地位とお金があるからこそです。そういう種類の中国人は、自分たちの目的達成のために、尽くすふりをしながら巧みに利用し、支配します。 人というのは本来弱いものです。また、島国であり、外国から侵入された経験を持たず、他民族や他国とのどろどろとした確執に慣れて …


中国ビジネスマナー入門 その4 男性のひとり旅は危ない!?

イメージ画像(大衆空港賓館@上海浦東空港)

2000/12 初掲載 日本人男性がひとりで中国へ出張したとき、朝目が覚めると知らない女性が隣に寝ていた、というびっくりするような事件を何度か耳にしました。そしてこの中国人女性は、彼に襲われたと訴えます。彼女と、ホテル側あるいは公安はグルだという噂です。もしこれで本当に訴えられると、男性は強制送還となるそうです。嘘のような本当の話ということです。男性のひとり旅はご用心。 …


中国ビジネスマナー入門 その1 失敗しないおみやげ選び

最近は日本の基礎化粧品も

2000/12 初掲載 中国では、おみやげの内容・豪華さは、相手をどのくらい重要視しているかの表れとなります。相手の肩書きによって、いくつかの段階に分けて用意しましょう。 おみやげ選びのタブーは、 中国製 どんなに高級なブランド品であっても、靴下やタオル、ハンカチなどの日用品 置時計と掛時計(発音から縁起が悪いとされている。ちなみに腕時計や懐中時計はOK) 受けのいいおみやげは、 3万円前後…mdプレ …


毎日が三越事件?いまも昔も、中国ビジネスの落とし穴は中国人愛人 その3

イメージ画像(中国人愛人 その3)

その日本企業では中国進出失敗は禁句になっているらしい この日本企業は、決して小さな企業ではありません。聞けば誰もが名前を知るような企業です。能力の高い中国人副総経理をうまく使い、ごく普通に、ごくまじめに経営してさえいれば、時代を先取りしたその事業はおよそ成功していたでしょう。いえ、いまの中国に大きな影響を与えていたかもしれません。 この合弁企業が滅びた理由はなんだったのでしょうか。 ひとつは、日本人総経理が、日本語のできる悪徳中国人と結託、 …


毎日が三越事件?いまも昔も、中国ビジネスの落とし穴は中国人愛人 その2

イメージ画像(中国人愛人 その2)

当時、その合弁企業の日本人総経理の周りには、複数の中国人愛人女性がいたと聞いています。少なくとも、日本語のできる秘書A(当時、北京在住の日本人男性と交際・婚約中)と、日本語のできるカラオケバーの女性Bの二人がいました。実際には単なる雇われ社長であっても、中国人女性にとっては、日本人総経理=権力とお金の象徴です。 中国人愛人に骨抜きにされた日本人総経理 日本人総経理を骨抜きにしたのは、カラオケバーで出会ったほうの、貧しい農村出身の女性Bです。彼 …


毎日が三越事件?いまも昔も、中国ビジネスの落とし穴は中国人愛人 その1

イメージ画像(中国人愛人 その1)

こんなことは、昔の話だと思っていました。そして、特定の企業の話だと思っていました。ひとりの中国人女性に手玉に取られて、現地日系企業が翻弄されるなどとは。 今も昔も変わらぬこと けれども、古くて新しい問題であることが、ことあるごとに再認識されます。なぜ日系現地法人のトップ(日本人総経理)は3年ごとに交替するのか?頻繁な総経理交替は、現地社員が会社を信頼しない原因ともなってしまうのですが、その裏には、特定の中国人女性と総経理の関係が、会社に悪影響 …