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勇気百倍・元気の出るWEBLOG

Tag Archives: 中国駐在・中国出張


中国ビジネスマナー入門 2007 その4 北京の物価

スーパーマーケットのセール@北京

2007/03 初掲載 2006年12月現在の北京の物価は、スーパーで売られているような食品等のいわゆる日用品は、日本の約1/3です。また、同じスーパーで販売されているものでも、化粧品や家電、携帯などのいわゆる嗜好品・贅沢品は、日本と同様かそれ以上。 北京の秋葉原「中関村」のIT製品も、日本の販売価格とほぼ同様です。また、マクドナルドやケンタッキーは二人でちょっと食べて40元(1元は約15円)、三人でたっぷり食べて100元。セブン-イレブンの …


中国ビジネスマナー入門 2007 その3 ホテルの選び方

大衆空港賓館@上海浦東空港

2007/03 初掲載 ホテルを個人で予約するときですが、1部屋5,000円ほどで、大都市なら三ツ星ビジネスホテルレベル、地方都市なら、B・Aグレードに泊まることが可能です。一般に中国のホテルは、個人客にはデポジットをとることが多く、大都市ではまず問題ないと思いますが、地方都市のホテルでは、メジャーなカードが使えないことがあります。 選ぶホテルのグレードですが、ビジネスにおいては、シャワーが出て、トイレが流れて、ベッドが清潔で、鍵がしっかりか …


中国ビジネスマナー入門 2007 その2 銀行口座を開設する

中国民生銀行@北京

2007/03 初掲載 10年前は、中国の銀行は、お昼になると2時間ぐらい閉まってしまってしまい、ずいぶん閉口したものです。けれども、いまや24時間ATMだけでなく、日曜日でも窓口営業している銀行も出現しています。 中国で外国人個人が口座開設する方法は、とっても簡単です。パスポートを持参して、開設したいと伝えるだけでOK、その場でカードを作ってくれます。通帳はなく、カードだけです。その場合、通貨は元になり、ATMでいつでも出し入れ可能です。外 …


中国ビジネスマナー入門 その26 郷に入りては郷に従う

郷に従えというけれども@上海川沙

2000/12 初掲載 中国に限らず外国においては、基本的にその国の習慣に従うこと、その文化を受け入れようと努力することがマナーだと思います。ビジネスのうえで「日本ではこうだ」と押し付けることは避けたいものです。 例えば、社員を一堂に集めて頭ごなしにお説教する姿から、日本の軍隊を連想する中国人は多いそうです。戦争を実際に経験していない若い世代でも、30代以降の中国人なら、教育や映画を通して日本軍の卑劣さを徹底的に教え込まれています。その後現在 …


中国ビジネスマナー入門 その25 外国人であることの意識

イメージ写真(北京は欧米人も多い@北京火車駅)

2000/12 初掲載 首都北京は中国の中でも治安がよく、穏やかでのんびりとしたイメージがあります。外国人が犯罪に巻き込まれることは以前も時々ありましたが、中国全体が深刻な不況や失業にあえいでいるうえ、以前よりも地方からの流入者が増えた現在の北京では、地元北京っ子、しかも若い男性でさえも危険な目に遭うことがあります。 中国に限ったことではありませんが、外国においては、人気の少ないところ、あるいはそれが夜間であるならば、一人歩きどころか複数で歩 …


中国ビジネスマナー入門 その21 いざ宴会!

乾杯!@山西省太原

2000/12 初掲載 滞在日程によって宴会や食事会の内容・回数も異なってきますが、滞在中、まず中国側の招待を受けることになります。お客をもてなすことは中国人の礼儀です。その招待は素直に受け、滞在期間に余裕のある場合は、お返しの宴会または食事会を設けましょう。 主催者が日本側の場合、会場はあくまで中国側の好みに合わせましょう。しかも、ランクの高いお店を選ぶことが相手に対する礼儀と敬意となります。となると、やはり高級な中国料理が …


中国ビジネスマナー入門 その20 宴会は本音の商談

食事に招待された@河南省濮陽

2000/12 初掲載 中国のビジネスでは、企業対企業を超えた個人対個人の人間関係が最も重視されます。一見遠回りのようですが、各々が個人レベルでの人間関係をていねいに地道に築いていく努力が、実は成功へと導く早道なのです。 そんな中国での商談は、宴会で始まり宴会で終ると言っても過言ではありません。宴会はおもてなしであり、会議では表れなかった相手の真意を知り、本音で話をする機会でもあります。会社での立場を超えて個人的に語り合い、そこからもつれた糸 …


中国ビジネスマナー入門 その15 政治の話は御法度

2011中国政要(雑誌の特集記事)@北京

2000/12 初掲載 よく言われることですが、外国においてはその国の政治を批判するような発言は避けるべきです。また政治だけでなく、特に公共の場で、大声で現地の悪口を言うことや、宗教、文化、習慣等の批判をおおっぴらにすることも避けましょう。言い争いの種となるならまだよい方で、ときとしてテロや犯罪に巻き込まれる原因にもなりかねません。人と異なる目立った行動をとる人が一番狙われやすいのです。 中国の歴史は異民族の侵略と分断と統一の歴史であり、一部 …


中国ビジネスマナー入門 その14 運転手さんへの食事代

屋台で朝食の中国人も多い@北京宣武門

2000/12 初掲載 会社には専用の運転手さんがいるものです。彼らの食事代を給料に含める場合、またなにかのときに食事代を渡す場合に、あまりに少ない金額は避けましょう。私が北京にいたころ、「いくら中国人だからといって、自分は屋台ではものを食べない!彼ら日本人は僕を馬鹿にしているのか?」と怒りを訴えた人がありました。例えば宴会などで待たせる場合、大衆食堂での食事代よりも多い、一人当たり30元から50元ぐらいが適当です。 …


中国ビジネスマナー入門 その13 冬のミニスカートはタブー?

冬のミニスカートも普通@北京国貿

2000/12 初掲載 最近は日本では以前より少し長めのスカートが流行っていますが、真冬にミニカートをはいても誰も咎めません。けれども、中国では冬のミニスカート( =中国語では「あなたを迷わせるスカート」と書きます)は「商売女」と見られてしまいます。そんなのセクハラだわ!ファッションは自由よ!と叫びたいところですが、そこは郷に入りては郷に従え、です。実際、中国の女性は冬はパンツ姿で街を颯爽と闊歩しています。冬の中国へ出張に行かれる女性の方は、ぜ …