JiBiz BUSINESS KNOW-HOW
海外でビジネスする 中国で仕事する 戦う日本人企業家のための 勇気百倍・元気の出るWEBLOG
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2007/03 初掲載 通訳は、ときとして、自分のわからない言葉や都合の悪いことは通訳しなかったり、交渉がうまくいくようにとのアドバイスを超えて、自分の気持ち・意見を織り交ぜて訳したりすることがあります。 ビジネスの交渉には、言葉そのもののレベル以上に、専門知識が求められます。ですから、中国で交渉する際、自分の言葉に自信がない場合は、その分野の知識もあり、交渉の目的や方針を理解していて、こちらの立場で訳してくれる、信頼できてかつレベルの高い通 …
2005/05 初掲載 かねてから、中国で物事をうまく進めるには、現地の中国人の力を借りることが大切だと感じていた私は、「北京レポート 2 中国のことは中国にまかせる」や、「中国ビジネスマナー入門 その8 家族主義とコネの関係」などで、折に触れお話してきました。 それは、彼や彼女が日本語をひとことも話せなくても、有力なコネなどまったくなくても、心から信頼できる賢い現地の中国人が一人いれば、「中中辞典」兼交渉の強力なアドバイザー役を果たしてもら …
ハンコと言えば、最近、もうひとつすったもんだがあったのでした。「赤いハンコ」のお話です。 赤いハンコがないとダメあるヨ とある企業の視察で、珍しく、現地政府から私たちの視察同行費用(航空券代)が出ることになっていました。そう約束されていたので、加藤がネットでCAの航空券を手配し、その後、プリントアウトした日本式領収書を提出したら、「赤いハンコがない!」と騒ぐではありませんか。 「赤いハンコもなにも、提出したものが唯一の領収書であり、それだっ …
カメラを持ってブラブラしていれば、ある意味外国人丸出しですが、撮影も仕事の一環ですし(このブログに使います)、仕事の記録にもなりますし、撮ること自体が好きな私にとって、カメラはパスポートとお金の次に大切な旅道具です。 ビズパートナーは、現地を歩いていますと、北京でも外灘でもどこでも、必ずと言っていいほど、「シャッター押して」と中国人にリクエストされます。彼は日本でもよくカメラマンに間違えられますので、そんな雰囲気があるのでしょう。ちなみに、加藤 …
紹興では日本語中国語が北京仕込みに圧勝だった ある日のこと、ウチのりなちゃん(100キロ♂: 番頭またの名を共同経営者)が言います。 「あれだね、中国語上達しないのは、いつもキミにくっついているからだね。たまには、北京に単独出張しようかなぁ」 「うん、そーしなよ。でも、言葉の修行ということなら、北京はハードル高いかもねぇ」 「そーだよね。紹興じゃオレのほうが通じるしね」 ??? 「だってそうじゃん。キミ、いつも紹興で、 …
ワタシは「ミシミシ」じゃないんだけど 建外SOHOのエレベーターで乗り合わせた隣の撮影会社社員。満員のエレベーターで、私に「ミシミシ」。ミシミシとは「メシメシ」のことです。日本鬼子(日本人への最大級の蔑称)=日本軍人の出てくるTVドラマで覚えたのでしょう。「ミシミシじゃないよ、メシメシだヨ」と発音を直してあげる私。今度会ったらおしえてあげましょう。「メシ、メシだけじゃないよ。日本男性は、メシ、フロ、ネルの三つだからね。ちゃんと覚えておいてね …
反日はごく一部でしかなく、大多数は日本に興味津々 反日とはいいますが、中国人=反日なのではありません。農村から地方都市、地方から都会に出てきて不満のある若者、中国の政治体制に不満のある一部の人が反日に転嫁するのであって、日本好きとは言えないまでも、実際は日本に興味津々の中国人が大多数だという事実は知っておく必要があるでしょう。そして、個人対個人の関係がすべてのもとになるということも。 ウチが個人的に倉庫の管理を依頼している地元男性。先日、「倉 …
現地法人のローカル化は自分から 中国を内側から眺めていますか? 日本人村からではなく、中国社会に入り込んで。フツウの人と広くつき合っていますか? 政府トップや取引先や一部のハイソな人たちとだけでなく、なんでもない人たちと。ときには中国人と同じように行動してみたり、中国人になったつもりで自由に街を歩いていますか? 日本人とではなく、ひとりもしくは中国人と一緒に。赴任地域のジモピーあるいはジモティーを名乗れますか? 現地コミュニティーであなたの顔を …
好きこそものの上手なれ 中国でなにより大切なのは、中国や中国人を「オモシロイ」と思えることです。中国ビジネス始めるのに、言葉が達者であることは絶対条件ではありません。言葉の先にビジネスがあるわけでもなく、日常会話の先にビジネス会話があるわけでもありません。言葉はあくまでも脇役であり、道具です。理解し合いたいとか、この目的を果たしたいという思いに言葉がついてくるのです。ですから、言葉は初級だってOKです。あとは、現場で当たって砕けろです。 大連 …
中級? 加藤の中国語力は「中級」でしょうか。文法の検定試験を受けたとしたら、おそらく、そのあたりではないかなぁということです。初心者ではありませんが、とても上級とはいえません。中国語ゼロの状態で現地で聴いて覚えたため、中国語のときは中国語で考えますが、今年こそはゼッタイやるよ~!と毎年宣言しつつ、毎年宣言だけに終わり、あとは現地で適当にやっているだけというナマケモノゆえ、進歩しないのです。 実は、ときに日常会話に詰まることがあるのは、ロンドン …