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中国ビジネスマナー入門 2008 その10 中国地方都市出張 三種の神器 March 21, 2017 (Tue)

2008/04 初掲載

  1. 日本で買ったトイレットペーパー
  2. 日本で買ったフリーズドライ食品・カップ麺
  3. 中国でも戦える毛の生えた心臓

ずばり、これが中国地方出張に欠かせない三種の神器です。

北京・上海のホテルでも、トイレペーパーの量はしけていますが、地方都市はそんなものじゃありません。1ロールは、1巻きの1/2~1/3が通常です。ティッシュペーパーにいたっては、数枚ということもあります。中国ではおなかを壊すこともありますし、言葉がうまく通じないこともあります。夜中だと誰も来てくれないこともありますし、夜中に人を呼ぶのは怖いこともあります。ですから、紙類を十分に持っていくことは大切です。

大都市から地方都市へ国内線を乗り継いで移動する際、思いのほか待ち時間が長くて、場合によっては食事にありつけないこともあります。また、地方都市では、近くに「便利店(コンビニ)」らしきものがないこともあります。あったところで、飛行場やホテルの売店などで売られているカップ麺は、私たち日本人の口に合うシロモノではありません。

北京に半年滞在しても、一度も日本食を思い出さなかった私ですが、地方都市に行くようになって初めて、おにぎりを恋しく思うようになりました。

中国、特に地方都市では、いついかなるときに、理不尽・でたらめ・インチキな主張を押し通そうとする中国人相手に戦うはめにならないとも限りません。そういうときに備えて、中国人相手に互角に戦えるだけのふてぶてしい心臓を用意しておくことは、非常に重要です。

つづく