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Tag Archives: 危機管理


コロナウイルス—懲りずに井戸を掘ったニッポン、またもや中国にハメられる

航空機の窓から見えた北京の国貿地区

新型コロナウイルスでウチの中国関連のビジネスが停滞。非常に困るのですが。それでも、中国に忖度しまくりの日本が歯がゆい。 能天気なニッポン、危機意識なんてありません。 マスクを大量に送って「加油中国!加油武漢!」。対岸の火事と勘違いしてお祭り気分だったニッポン。現地の友人(人民)からマイ微信に感謝の動画が届きましたが、しらけたワタシは不謹慎? だって、明日は我が身なのに、日本の緊急時の備蓄を空っぽにしてどうするの?子どもたちや若者たちの隣国への純 …


中国ビジネスマナー入門 2010 その16 日本語を話す中国人は要注意

日本語学校の広告@上海

2010/09 初掲載 注意すべきなのは、昔もいまも、一般に日本語のできる中国人です。 この日本人は自分がいなければ困るだろうという驕りが多かれ少なかれあるのです。そういう人間が悪事を働いた場合、最悪の事態となります。いとも簡単に日系企業が翻弄され、分裂し、挙句の果てには撤退という事態の裏には、これが一因としてあることが、実際、非常に多いのです。 ですから、日本語のできる中国人は、必要であり、便利である一方、常に細心の注意が必要です。日本 …


中国ビジネスマナー入門 2010 その15 中国労使紛争

出稼ぎ労働者も多い@北京

2010/09 初掲載 労使でいったんもめたが最後、自分の権利を押し通すためなら手段を選ばない、激昂し経営者に殴りかかることも厭わない、というのが、農耕民族である日本人にはなかなか太刀打ちできない中国人の激しさです。 そして、労使関係に関わらず、中国人と関わっていく中で必ず直面する問題が、日本人的「善」や「誠意」がまったく通じない、あるいは青天の霹靂的裏切りを受ける、最悪なのは、陥れられることがあり得るということです。 人を信用することが前 …


中国ビジネスマナー入門 2008 その10 中国地方都市出張 三種の神器

深夜の到着@山西省太原

2008/04 初掲載 日本で買ったトイレットペーパー 日本で買ったフリーズドライ食品・カップ麺 中国でも戦える毛の生えた心臓 ずばり、これが中国地方出張に欠かせない三種の神器です。 北京・上海のホテルでも、トイレペーパーの量はしけていますが、地方都市はそんなものじゃありません。1ロールは、1巻きの1/2~1/3が通常です。ティッシュペーパーにいたっては、数枚ということもあります。中国ではおなかを壊すこともありますし …


中国ビジネスマナー入門 その25 外国人であることの意識

イメージ写真(北京は欧米人も多い@北京火車駅)

2000/12 初掲載 首都北京は中国の中でも治安がよく、穏やかでのんびりとしたイメージがあります。外国人が犯罪に巻き込まれることは以前も時々ありましたが、中国全体が深刻な不況や失業にあえいでいるうえ、以前よりも地方からの流入者が増えた現在の北京では、地元北京っ子、しかも若い男性でさえも危険な目に遭うことがあります。 中国に限ったことではありませんが、外国においては、人気の少ないところ、あるいはそれが夜間であるならば、一人歩きどころか複数で歩 …


中国ビジネスマナー入門 その15 政治の話は御法度

2011中国政要(雑誌の特集記事)@北京

2000/12 初掲載 よく言われることですが、外国においてはその国の政治を批判するような発言は避けるべきです。また政治だけでなく、特に公共の場で、大声で現地の悪口を言うことや、宗教、文化、習慣等の批判をおおっぴらにすることも避けましょう。言い争いの種となるならまだよい方で、ときとしてテロや犯罪に巻き込まれる原因にもなりかねません。人と異なる目立った行動をとる人が一番狙われやすいのです。 中国の歴史は異民族の侵略と分断と統一の歴史であり、一部 …


中国ビジネスマナー入門 その12 大切にしたい中国人とは

市井の人たちとの交流@北京火車駅

2000/12 初掲載 信頼できる中国人とはどういう人たちでしょう。 たとえあなたにお金や地位がなくても、あなたを好きだからよくしてくれる人。いいことばかりではなく、ときにはあなたに注意し、あなたを批判してくれる人。できないことはできないと、きちんと言う人。あなたとけんかしてでも理解し合おうとする人。あなたと苦労や思いを共有しようとする人。友だちや家族のように、損得なしであなたに関わろうとする人。あなたが本当に苦しいときにこそ手を差し伸べてく …


中国ビジネスマナー入門 その11 中国であなたを守る武器

イメージ写真(人の言葉に惑わされない@大連)

2000/12 初掲載 中国人は野心家でもありしたたかでもあり、私たちがその本心をすぐに見抜けるほど単純な民族ではありません。そういったトラブルを避け、なにが本当なのか、なにを信用したらよいのかを見極めるための得策はありませんが、結局は次のように正面から中国と向き合えるかどうかだと思います。 ひとつは、中国語を理解しようと努力することです。その努力は、中国人・中国そのものの全体的な理解にもつながります。狡さや悪巧みを持った中国人にとって、中国 …


中国ビジネスマナー入門 その10 こんなあなたが危ない!

この中に日本人は何人いるでしょう@上海浦東空港

2000/12 初掲載 あなたに対する誉め言葉の羅列に酔ってしまうこと。なにせ交渉術に長けた中国人です。あなたにうまく取り入るためにヨイショすることぐらいはお手のものなのです。 中国側の「熱烈歓迎」に単純に感動してしまうこと。日本人の純粋な感激の気持ちを利用して自分たちの思い通りに事を運ぶための社交辞令であることも多いのです。 なんでもできるという中国人の言葉を鵜呑みにしてしまうこと。なんでもできるはなんにもできないことであ …


中国ビジネスマナー入門 その9 悪い人はどこにもいるもの

イメージ写真(郊外の朝@北京)

2000/12 初掲載 中国語がわからず「金のなる木」である日本人は、ときとして中国人に利用されます。ほめ、おだて、いかにも味方だ、尊敬しているというふうに接してきます。けれどもそれは、日本人に地位とお金があるからこそです。そういう種類の中国人は、自分たちの目的達成のために、尽くすふりをしながら巧みに利用し、支配します。 人というのは本来弱いものです。また、島国であり、外国から侵入された経験を持たず、他民族や他国とのどろどろとした確執に慣れて …