JiBiz
BUSINESS
KNOW-HOW

海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG

「語学なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」 その1 July 28, 2013 (Sun)

もしかして、日本語なまりの中国語?

ウチの「仁科里奈ちゃん」。って、フレッシュな女子スタッフ?イエ、100キロ近い♂(共同経営者とも言う)の別名です。あるとき、「そー言えば、あの中国人『にしりしな』って言っていたよね?」と聞かれた加藤、「にしりしな?→にしなりな?→いや、にぃしぃりぃしぃな?→もしかして、你是律师呢?(弁護士さんですか?)」変換するのに数秒。「そうそう!」「よくわかったでしょう。あたしって、スゴイ~?」

あまりにおかしいので、ことの顛末をとあるMLで報告。それを知った彼女(?)、「なんだ、バカにしたな。自分では普段、人の揚げ足は取っちゃいけないってさんざん言っておきながら、失礼な。こんな中国語でがんばっててエライとほめるもんだよ」「だってぇ~、あんまりおもしろかったんだもの。『にしなりな』ちゃんって誰かと思ったよ」。

語学なんて、現地で通じればよいのだ

以来、自分で「仁科里奈」を名乗っていますが、りなちゃんは、この日本語中国語で、中国のどこでも移動しますし、両替したり、携帯の充電カードや切符買ったり、なんでもひとりでこなしますし、中国人とのコミュニケーションだってOK。実は、ウチの現地法人設立の際、定款とFSを中国語で作ったのもりなちゃんです。

世間では加藤の兄と思われている年子の弟は、某損保会社のロンドン駐在員。名刺もちゃんと見たことありませんし、なにしているのかはよく知りません。アメリカ、シンガポール、ロンドンと、英語圏生活はトータルでかれこれ十年ぐらいでしょうか。一時帰国した折、いったいどれぐらい英語が理解できるのか聞いてみました。

「7割かな。5割、いや、3割かなぁ」といいかげんな回答。「それで困ることはないの?」「仕事は問題ないよ。ほら」と現地イギリス人とのビジネスメールのやり取りを見せてくれます。ディベートとなるとやはり大変だそうですが、通常の仕事には支障ないとのこと。「聴く方はせいぜい7割、でも、言いたいこと言えばいいんだよ」「じゃあ、なにに困るの?」

「日常会話かな」

唖然・・・

つづく