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悪いのはネパール? ずるいのはミャンマー? 2015年2月4日「難民申請 偽装を指南 ネパール人摘発 就労制度を悪用」⇒2015年2月6日「実習先を逃亡 難民申請 ブローカー指南 高い収入求め」⇒2015年2月7日「ミャンマー33人難民申請 偽装問題 実習先を逃亡後」、いずれも読売新聞朝刊一面の見出し。なんだか、日を追うごとに実態が明らかにされていきます。 「形式が整っていれば、(ウソ申請でも)受理」という制度を逆手にとった難民認定申請偽装ビ …
難民認定申請が急激に増えた訳はこれだった 2015年2月4日の各紙ニュースで、ニセの難民認定申請を斡旋するネパール人ブローカーが逮捕されたとありましたが、職業⇒行政書士の加藤にもこんなケースが(申請取次行政書士は申請人に代わり、入国管理局申請書類の作成及び申請代行ができる資格)。 何度か電話のあったのは、「難民」を名乗るパキスタン青年、まだ十代。なんでも、投資経営ビザがほしいとか。アフリカに中古車を売りたいとか。運転免許の試験受けに行くから、 …
親日国ミャンマーは中国より簡単だと、日本人はタカをくくっています。中国でうまくいかなかったのは、中国が親日でなかったからだと。反日のせいだと。けれども、この未知の国に比べたらこちらの知識・経験・情報もよほど多く、ビジネス環境もそれなりに整備され、ヒト的にもわかりやすい中国さえモノにできない日本に、なぜ親日という理由ぐらいで、この国を思うようになどできるでしょう。そうするには、日本人はこの国を知らなさすぎます。 東南アジアは「親日」なのか 東南 …
駆け引き上手、ミャンマー 国と国との関係は、恋の駆け引きに似ています。 都会に出てきたばかりの超絶美人のミャンマ子ちゃんは、めちゃモテガール。ミャンマ子ちゃんのハートを射止めようと、日太、韓太、中太は猛アタック。でも、ウブに見えてなかなかしたたかなミャンマ子ちゃん、どの男子にも「アナタだけ♪」と甘~い声でささやいて、それぞれに「ミャンマ子ちゃんはオレに気がある」と期待させておきながら、頭の中では、どの男子をどの場面でどう使おうか、 …
日本が落札して当然!みたいな雰囲気だったけど 2013年8月13日付けのYOMIURI ONLINEの経済面、「ミャンマー3空港国際入札、日本勢受注は1か所」のニュース。日本勢が落札できたのは中部のマンダレー国際空港(総事業費60億円、事業年数30年)のみで、最大都市ヤンゴン国際空港は、地元資本と中国の企業連合に破れ、新設のハンタワディ国際空港(総工費1,000円億円、総事業費2,000億円)は、韓国勢などの企業連合に敗れたそうです。 おそら …
2013年8月7日付読売新聞朝刊9面経済面、前日に引き続き「激変 化粧品業界」と題して、「中国市場 欧米勢に苦戦」のサブタイトル。「1981年の資生堂を筆頭に、国内市場が縮小傾向の中、化粧品大手が次々に中国進出、資生堂は中国市場占有率第2位、年成長率20%を維持してきたが、昨年9月の反日の影響で、12年度の中国売上高は前年度比1.8%増と急減速。カネボウを傘下に置く花王も、化粧品等の12年度連結売上高の前期比伸び率が4ポイント低下」と、日本の化粧 …
中国毒餃子初公判、なぜいまごろ? いったい中国の狙いはなに? この素朴な疑問に対して、新聞屋さんに代わって中国の真意を勝手に「転」開してみましたが、いずれにしても、政府が対中感情コントロールに動き出したいまこそ、日本にとっては、ビジネスで有利な条件を引き出し、強気で交渉・取引できる絶好のチャンスです。三国志的な言い方をすれば、日本は中国の弱みを握ったも同然、中国はわが手中にアリです。 けれども、あれだけ痛い思いしたことはお忘れなく。相手を悪意で …
中国では裁判所も行政機関の一種でしかないので そもそも、です。法治国家アピールと言いますが、中国の司法は独立していません。行政府といっしょくたです。ですから、「現時点で公判を開く」のは、政府の対日政策の一環です。中国の経済成長率が右上がりならば、この公判は開かれなかったはずです。 思えば、昨年9月の反日暴動は中国にとっては大誤算でした。アレをきっかけに、「尖閣は日本固有のもの」を国民の総意として、日本は強いニッポン・景気回復、自国の利益最優先 …
2013年7月31日付読売新聞朝刊1面、「中国毒ギョーザ 罪状認める」の見出しをチラと見た加藤、本文を読みもしないうちから、「こりゃ、日本の中国進出が有利になるな」と早々に結論。記事によると、「元臨時従業員の初公判は30日に中級人民法院で開かれ、即日結審。検察側は中国でも4人の被害者が出たことを明らかにし、『非常に悪質で結果も重大』と批判、日本側が被害者に関しても9人を認定、判決期日は後日決めるとした」 中国での毒物混入全面否定はどこに行ったの …