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勇気百倍・元気の出るWEBLOG

May 2015 Monthly Archives


いいかげんなくせにどうでもいいことにはこだわる人民気質 日本の領収書には赤いハンコがなきゃダメのお話

CAのCAの愛想のなさ@B737

ハンコと言えば、最近、もうひとつすったもんだがあったのでした。「赤いハンコ」のお話です。 赤いハンコがないとダメあるヨ とある企業の視察で、珍しく、現地政府から私たちの視察同行費用(航空券代)が出ることになっていました。そう約束されていたので、加藤がネットでCAの航空券を手配し、その後、プリントアウトした日本式領収書を提出したら、「赤いハンコがない!」と騒ぐではありませんか。 「赤いハンコもなにも、提出したものが唯一の領収書であり、それだっ …


いいかげんなくせにどうでもいいことにはこだわる人民気質 中国での日本本社実印の扱いのお話

工商局@北京朝陽区

「サイン」の次は、「法人実印」のお話です。 現地開発区担当者宛に、とあるお客さんの企業名称仮登記申請書一式を送付したときのことです(中国では、会社設立の最初の手続が商号仮登記です)。 そうしましたら、「このハンコは実印ではない。実印を押すよう何度も言ったはずだけど」と感じ悪~いいちゃもんメールが。 ちょうど加藤は中国出張で留守だったため、署名押印に関するやり取りは番頭が行いました。そのハンコ、確かに、小さくて、会社名も入っていません。こんな …


いいかげんなくせにどうでもいいことにはこだわる人民気質 日本人が中国でするサインのお話

銀行窓口@北京中国銀行

ニュースを目にするたびに、中国にはがっかりさせられっぱなしですが、中国がヘンなのは、銀行や役所も同じです。 たとえば。中国では、会社設立してから資本金を払い込むという順序になります。送金後、さらに現地銀行で手続があるのですが、5年半前、ウチの現地法人設立の際、自分の名を当然のことながら「加藤麻里子」(中国語でも日本の漢字と同様です)と書いたワタクシに、銀行担当者がいちゃもんつけます。 こだわるなら本質的なことにこだわって欲しい 「あなた …


カメラが取り持つ日中友好?中国人はカメラ好き・写真好き

登っていいのか@上海人民広場

カメラを持ってブラブラしていれば、ある意味外国人丸出しですが、撮影も仕事の一環ですし(このブログに使います)、仕事の記録にもなりますし、撮ること自体が好きな私にとって、カメラはパスポートとお金の次に大切な旅道具です。 ビズパートナーは、現地を歩いていますと、北京でも外灘でもどこでも、必ずと言っていいほど、「シャッター押して」と中国人にリクエストされます。彼は日本でもよくカメラマンに間違えられますので、そんな雰囲気があるのでしょう。ちなみに、加藤 …


消費から離れた日本の若い世代―縮む日本経済の原因

タンドラに乗る若いふたりがかっこいい@東京銀座

2015年4月22日のAsahi Shimbun Digital ANDの「イチ押し週刊誌」では、週刊ポスト(小学館)2015年4月24日号の記事「アベノミクスで買い物をやめた『30代』」をとりあげています。 曰く、「消費税引き上げから1年以上となるが、個人消費が戻らない。自動車関連支出について前年同期と比べると、1ヶ月あたりで、30歳代は約5,000円の減少。30歳代は、不動産、自動車、子ども関連など消費が最も多くなる世代であるはずが、将来の …