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The Interview 中国ビジネスリーダーに訊く 東和男氏@日本自動車部品工業団地(JAPIC) その4 February 20, 2015 (Fri)

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TVやマスコミが、中国進出の次は反日を煽っている気もいたしますが・・・

「東さん!質問があります!どうして空港降りたのに、マスクしてないんですか!?」と大騒ぎする奴がいる。「中国人と一緒だと危ないんで、タクシーとグリーン車を乗り継いで来ました」とか。「おかしいのはおまえの頭じゃ」と言いたい。尖閣事件の最中に、勇気ある2社が入ってくれました。日本の人に言いたいのは、『あなたの目で見た現実が正しい』ということです。

中国では自分の目で見たものだけが本物ですよね。

そのとおりです。それでも、いかにマスコミのプロパガンダが強い力を持っているか。今年日本で3回講演しましたがね。1回につき150社ぐらい集めて。全然ダメですね。最近は、TV・・・「ガイアの夜明け」にも5~15分ほど出ましたが、ニュースには負けます。最近はフラストレーションがたまってきて、だんだんと言葉遣いも荒くなってきて、ヤクザみたいですわ(笑)

あんまり言うと、「東さんは中国が長いから、中国びいき」だと言われる。でも、そう思っているあいだに、2013年の中国自動車販売台数は2200台、EU27ヶ国の2倍ですわ。僕は、3000万台市場になると思ってます。

中国市場はASEAN全域の6倍強、日本市場の4倍ですよね?

そう、よう知っとるね。日本は、本気でこれを捨てる覚悟があるのか?覚悟もなしにちゃらちゃらすべきではない。2020年までに、自動車の世界市場は1億になります。その3分の1が中国ですよ。ベトナムはマレーシアの2割で11万台。中国市場の200分の1、中国の1日半の市場でしかない。うち、乗用車は8万台、業務用が3万台。うちトヨタは3割と言ってるけれど、落穂拾い。メインのところではこてんぱんに負けて。インドネシアは5割とがんばっている。でも、トータルいくらや!?ヨーロッパにはイギリスを中心に3年いましたがね。クルマつくるまでの工場づくり担当でした。でも、90万台いったことがありません。

そして、中国を開拓されたわけですね。

トヨタがやるために、勝手に来たと言っていいぐらい。副社長に言って、20年前に。30年前は、君が行ってもやる仕事ないからと言われて、ヨーロッパへ。でも、ヨーロッパは行きたくなかった。中国はもともと気に入ってた。中国から帰って来いと言われても、帰らず定年までいました。64歳まで。中小を本当に助けたいと思ったんです。

そして、定年後1ヶ月で来ました。JAPICの建物には自分はお金は出していません。そういう約束になっています。言ったとおりにやってもらうということで。僕の予定より、建物造るのも半年遅れています。中国は数年遅れが普通ですけれどね。だったら僕はやめる、とも市長にも言っています。中小はヒト・モノがない。本当に弱い。日本の自動車生産台数は1000万台弱。ずっとそう。トヨタは300万台キープがやっと。日産・ホンダは100万台キープがやっとか、100万台いきません。

つづく

※本記事は、2014年4月22日に日本自動車部品工業団地での懇談で伺ったお話について、グローバルビジネスを志す企業にとって重要な示唆に富んでいると思われましたので、再構成して掲載するものです。従いまして、東和男氏、丹陽市日本自動車部品工業団地および関係機関等の公式な見解でないことにご留意くださいますようお願い申しあげます。

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