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戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG
10年ぐらい前から電機・造船は危ないと言っていたけれど、手を打たないからつぶれましたね。四輪車も実は危ない。順調に見えても、実際は岐路に立っています。5年前に感知して、パッパッパッと動かなければなりません。(国内の)自動車部品はあと数年でだめでしょう。けれども、日本へ帰っても、そういう雰囲気はまったくありません。
いま、第1期ですが、第2期は需要があればやります。やらなくても僕は、なんにも困らないんですがね。400社ぐらい集めたい。中小企業はやっぱり弱いですから、メダカが10匹じゃ話になりません。やっぱり400匹ぐらいにして小アジになってクジラに対抗しないと。中小の企業集団ですね。
中国の中小集団は、500社から2000社です。ですから、20社じゃ生存域に入らない。最低100社です。僕が招商を始めて2年ですが、早急に100社へもっていきたい。日本では20社で工業団地ですが、中国では20社ではどうにも弱いです。第1期は12万平米中、残っているのは3万平米です。あと10社ですね。満杯になったら、第2期に取り掛かります。
サポートを希望するところにはサポートしますが、希望しないところにはしないというのが主義です。大きい部分はアドバイスしますが、あとは自社でやっていただきます。僕も余生でやっていますからね。活動できるのは、あと十年です。貴重な十年です。
3年間は家賃無料です。中国の経験がない、言葉も法律もわからない企業さんをサポートします。直接の業務(生産)は企業自身でやっていただきます。日本の中小は6~7割がブラジル、ベトナム、フィリピンを見に行きます。でも、早くつぶれます。
やる気があって、海外へ出たい企業はJAPICへ来てください、ということですね。いずれにしても、海外へ出ないことにはダメでしょうね。中小はいくら税金払っているか知りませんが、社員80人の会社でも、経営者はレクサスの一番いいのに乗っています。
朝食会、昼食会、研究会に引っ張り出されてセミナーやっていました。僕は、エライ人でも関係なしにめちゃくちゃ言いまくります。そのせいか、人気が出ます。総領事は6代知っていますよ。僕は言いたいことを言います。人もそこを期待しています。
※本記事は、2014年4月22日に日本自動車部品工業団地での懇談で伺ったお話について、グローバルビジネスを志す企業にとって重要な示唆に富んでいると思われましたので、再構成して掲載するものです。従いまして、東和男氏、丹陽市日本自動車部品工業団地および関係機関等の公式な見解でないことにご留意くださいますようお願い申しあげます。