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勇気百倍・元気の出るWEBLOG
シゴトの意欲の肥やしはファッションの加藤、現地業務で疲労困憊でも、中国女性のファッションウオッチングだけは欠かせません。そんなワタクシ的実感ですが、数年前までとここ最近と、明らかに変化している点がいくつかあります。
ひとつは、日本の「カワイイ」がメキメキ頭角を現していることです。
普段目にするのは、主に北京女子なのですが、地方からの流入者も多いとはいえ、華北女性は平均身長が高く(Sサイズで160センチぐらい)、すらりとしてスタイルのいい女性の多いのが特徴です。そして、これまでに「中国ビジネスマナー入門」などでも何度となく触れてきましたが、彼女たちのファッションの嗜好、特徴は、間違いなく「クール」「カッコいい」でした。それがまた、スタイルのいい彼女たちによく合っていました。欧米を意識しているように思えました。
どこの国に行くときも、現地化とローカライズがモットーの私。いずれにしてもカジュアルが好きなのですが、日本滞在時には、カッコいいよりはキュート系、品性の感じられるシンプル・シックなアイテムが好みなのに対し、中国出張時は、手持ちアイテムの中でも、「カッコいい」「よりカジュアル」を意識してピックアップし、パッキング。で、日本用と中国用、ベクトルの異なる2タイプのファッションアイテムが必要、なんていうのを大義名分に、しこたま投資してきたわけですが。
けれども、この2013年春夏以降、なにか違うものを感じます。街行く中国女子を見ていますと、相変わらずカッコいい系も多いものの、まるで日本で見るようなカワイイ系をたくさん目にするのです。これは、以前には決してなかった現象でした。
数年ほど前から、建外SOHOでも、日本ブランドのカワイイ系を置いているショップもあります。もうかなり以前から、「Oggi」「ViVi」など日本のファッション雑誌の中国語版もあります。それでも、「まるで日本人みたいな」ファッションを目にすることはありませんでした。
けれども、この夏は違いました。特に印象的だったのは、カワイイ系の進化バージョンともいえる、お嬢様っぽい、ややクラシカルなミニワンピの流行です。ハデ好きな中国女子にしてはかなり控えめともいえるこの選択、とにかく、これさえ着ていれば、どんな女のコもそれなりにカワイイ化、誰が見ても清楚で好印象、モテガール間違いなし?