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2010/10 初掲載 中国では、個人的なつき合いにおける招待の際も、余るほど注文しますので、そうすると、必ず残り物が出ることになります。この場合は、招待した側がお客にお持ち帰り(打包)を勧めるのがひとつのマナーです。その意味では、初めから「おみやげ」分を含めて注文するようなものです。 大小に関わらず中国のレストランには、必ず持ち帰り用の容器が用意されていて、従業員に声を掛ければ、適当なものを詰めてくれます。「打包」は食べ残しを包むという意味 …
2010/09 初掲載 建外SOHOに「江戸前寿司」という鮨店があります。店に入ると、カウンターの向こうは、寿司職人が、(日本なら2~3人ぐらいのところを、なにせ人が余っている中国ですので)計7人か8人。これまた威勢よく出迎えてくれます。てっきり日系と思いきや、中国人経営者による中国人のための本格的な寿司&日本料理がご自慢です。 カウンターには、ひとりで来て、ささっと「小腹を満たして」帰る粋な中国人客もけっこういます。 同じく建外SOHOに …
2010/09 初掲載 北京の建外SOHOには2軒のセブン-イレブンがあって、お昼時はかなり繁盛、列がとぐろを巻いています。 中国人向けの温かいお弁当が一番の売れ筋、10種類ぐらいのお惣菜から選んで、ご飯に載せてもらいます。お惣菜は、1/2の量ずつ2種類入れてもらうのがふつうです。味はというと、しっかり濃い目・油多目の中国人好み。 また、おにぎりやお寿司・海苔巻き(中には中国人向けバージョンも)、サンドウィッチなどもあって、それらもコン …
2008/04 初掲載 中国で幅を利かせている牛乳は、「蒙乳」というネーミングの牛乳です。これは、企業名でもあったかと思います。そして、たしかこの企業は、中国の優良企業です。 「蒙乳」は、真空パックに入った、おそらく1パック350ミリリットルぐらいのもので、とっても濃くて甘くてまったりとした牛乳です。牛乳好きの人にはたまらないおいしさのようです。 ところが、地方都市のホテルでの朝食のバイキングなどでは、牛乳の代わりにスキムミルク(脱脂粉乳) …
イラシャイマセエー、ほわいんくおんりー、はおカンシャ! 北京のとある地下鉄駅の出口。あれぇ~、日本語らしき「音」が聞こえてきます。久しぶりの日本語に耳慣れない感じ・・・ どうやら、その「音」は地下鉄階段の目の前の小さな店から出ている模様です。 若い人民が列をなすそのお店は「たこ焼き屋」でした(最近、人民も列に並ぶようになりました)。 そして、「音」の主は日本人でした。北京で堅い事業をしながら、副業で「たこ焼き屋」を始めたそうです。その時点 …
本稿は、中国出身のコンサルタントの方が書いた「なぜ中国ではマクドナルドよりケンタッキーのほうが多いのか」との記事に触発(?)されて書いています。その記事では、マクドナルドよりケンタッキーが多い理由を、「マクドナルドはアメリカ式の味を堅持」したのに対し、「ケンタッキーは中国風のファストフードの開発、提供」を行ったところにあると論じています。 中国の外食産業(ファーストフード)ではマックとケンタッキーの勢力が逆転 日本では、総店舗数(FC含む …