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2014 Yearly Archives


日経「中国人とうまくつきあう10の鉄則」に「出典元の了解を得ずに掲載」の件 その3

日経ビジネス Associe 20101221号での告知

出版にとって盗作・無断転載を認めることは死刑判決なんだそうで 日経新聞社・日経BP社とはスムーズに話が進み、当該サイトや雑誌には、「加藤麻里子国際法務事務所のウェブサイトと同一の文章が含まれている部分があり、日本経済新聞社と日経BP社の調査の結果、出典元である同ウェブサイトの著作権者 加藤麻里子の了解を得ずに掲載した箇所があることが判明した」との共通認識で、「日経ビジネスアソシエ」誌面での告知、サイトからの記事削除、サイト上での同様な告知(2週 …


日経「中国人とうまくつきあう10の鉄則」に「出典元の了解を得ずに掲載」の件 その2

再掲載された日経ビジネス Associe 20101116号付録

よっぽど良いことか悪いことをしないと新聞には載せてもらえないけど ほぼ同じ文章と判断したのは、日経電子版→ビジネスリーダー→仕事術→教えてビジネス作法→中国人とうまくつき合う10の鉄則(2010/07/16更新)という記事でした。タイトルどおり10の項目からなっていたのですが、そのうち、ほぼ加藤の原文どおりの記述が、2項目あったのです。 さすが天下の日経というべきか、対処は早くウェブ記事の閲覧の中止や、善後策に偉い人も出てきたりして、事件の概 …


日経「中国人とうまくつきあう10の鉄則」に「出典元の了解を得ずに掲載」の件 その1

出典元の了解を得ずに掲載のあった日経ビジネス Associe 20100615号

今度は日経がパクリ? 2011年10月のこと、北京に出張中のワタクシの元へ、「今度は、日経がパクリ」なるタイトルのメールがビズパートナーから舞い込みました。最初はなんのこっちゃ?と思ったのですが、メールにあった日経新聞サイトをひと目見てわかりました。 私が行政書士としてのサイト(http://mao-cjlaw.com/)に2000年から趣味で書いているホームページのコンテンツ、「中国ビジネスマナー入門」。 ヤフーやグーグルといった検索サイ …


両替は1時間覚悟で 中国の銀行(私人業務編)

窓口にはガラスの仕切り@北京の中国銀行

銀行窓口は、お役所仕事と同じくらい遅い 中国の銀行は、どこも「公司業務」と「私人(個人)業務」に分かれています。目的に応じて番号札を取るのは日本と同じです。そして、天井までのついたてで仕切られているのは私人業務も公司業務と同様です。中国人が大声で窓口に文句言っている光景も。 中国銀行の営業時間は午前9時から午後5時、公司業務は12時から1時がお昼休みになります。また、私人業務は土曜日も同じ時間帯で営業しています。営業時間だけ見ますと、日本より …


銀行業務制覇は中国制覇に通ず? 中国の銀行(公司業務編)

三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司 北京支店

中国では、会社設立登記も外資の口座開設も許認可制です。日本では、資本金を振込んでから会社登記手続という手順になりますが、中国では逆です。設立登記時には「登録資本○○万元」と表記されるだけで、実際にはまだ振り込まれていません。外資では、登記が完了し、外貨管理局の許可が出て、さらに銀行の口座開設許可が出た後に資本金を国外から送金します。実際に振り込まれた額を「実収資本」と呼び、営業許可証には「登録資本」「実収資本」の双方が記載されています。 中国で …


野良犬行政書士が中国ビジネスに強いワケ

紹興の子犬(イメージ画像)

中国で役立つ資格・能力だった 行政書士を構成員とする私たちが北京に現地法人(JiBiz北京)を設立して、4年が経ちました。そして、これまでの様々な業務を通して、強く実感したことがあります。それは、「行政書士」がいかに中国で使えるか、ということです。 もちろん、日本の行政書士資格そのものが現地で使えるわけではありません。けれども、その知識と経験、カンがあまりにも使えて、ときとして自分たちでも驚くぐらいなのです。 私たち行政書士は、法律系国 …


麻里子の麻は「麻煩(マーファン: 厄介)」のマー

麻煩子(まーふぁんつ)@横浜赤レンガ倉庫 2007

中国で、私がいつも恥ずかしく思うもの。それは、「麻里子」という自分の名前です。 父と母が争い、アミダくじの結果、母の考えた「麻里子」になったというなんともいいかげんな名づけられ方ですが、日本ではそう悪くはない名前だとは思います。ほめてくれる人もありますし、発音も字もまぁまぁ気に入っています。「Mari」なんとかという名前は世界中にありますし、その意味ではグローバル? 麻煩 けれども、中国ではコレはいけません。麻里子だけはいけません。どうせ「 …


中国人民働かせるのに必要なのは、銭とあたたか~いごはんだけ!

ごはん(白米飯)@北京

最近、カンボジアやミャンマー、ベトナムなどASEANビジネスにも関わっている私たちの顧客企業役員が笑いをこらえながら言います。「いや、こういう国の人はね、現場でも、ひとりがぼーっとし始めると、周り中にそれが連鎖して、みんながぼーっとし始めちゃって。もう、作業が止まっちゃうんですよ・・・」 私たちも、ミャンマーとは細く長いおつき合いがあります。けれども、もしも「研修生(技能実習生)を受け入れたいんですが、ミャンマーなんかどうでしょうねぇ?」とお客 …


日本人ビジネスマンの鑑 中国工場立ち上げに奮闘するAさんのお話

ビジネス出張の荷造りは身軽が信条@上海南京東路

ウチがお付き合いのあるAさんは、中国現地での十年の経験を買われ、Z社の中国進出のため、ヘッドハンティングされた方です。詳しくお聞きしたことはありませんが、Aさんはおそらく、現地工場立ち上げや管理に携わってきた技術屋さんなのでしょう。 Aさんはいつも身軽で飄々としている Aさんは、日本の本社でお会いするときも、ターミナル駅で書類を受け渡しするときも、中国現地でも、いつも同じいでたちです。事務服?にドカジャン?(女の私からはそう見えます)に大きな …