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Tag Archives: 中国の政治と外交


コロナウイルス—懲りずに井戸を掘ったニッポン、またもや中国にハメられる

航空機の窓から見えた北京の国貿地区

新型コロナウイルスでウチの中国関連のビジネスが停滞。非常に困るのですが。それでも、中国に忖度しまくりの日本が歯がゆい。 能天気なニッポン、危機意識なんてありません。 マスクを大量に送って「加油中国!加油武漢!」。対岸の火事と勘違いしてお祭り気分だったニッポン。現地の友人(人民)からマイ微信に感謝の動画が届きましたが、しらけたワタシは不謹慎? だって、明日は我が身なのに、日本の緊急時の備蓄を空っぽにしてどうするの?子どもたちや若者たちの隣国への純 …


中国ビジネスマナー入門 その23 天安門は過去ではない

天安門@北京

2000/12 初掲載 天安門で記念写真を撮ろうとしたら、ある中国人が「自分は天安門を背景にしたその写真には入ることはできない。」と言いました。「あの事件のことを思い出すから・・・。」彼はそう言って断わりました。天安門事件を実際に目の当たりにした中国人にとって、いまでもそれはきのうのできごとなのです。 …


中国ビジネスマナー入門 その15 政治の話は御法度

2011中国政要(雑誌の特集記事)@北京

2000/12 初掲載 よく言われることですが、外国においてはその国の政治を批判するような発言は避けるべきです。また政治だけでなく、特に公共の場で、大声で現地の悪口を言うことや、宗教、文化、習慣等の批判をおおっぴらにすることも避けましょう。言い争いの種となるならまだよい方で、ときとしてテロや犯罪に巻き込まれる原因にもなりかねません。人と異なる目立った行動をとる人が一番狙われやすいのです。 中国の歴史は異民族の侵略と分断と統一の歴史であり、一部 …


毒餃子初公判に見る中国のホンネ 経済落ち目の中国を徹底利用のとき その3

イメージ画像(毒餃子初公判)

中国毒餃子初公判、なぜいまごろ? いったい中国の狙いはなに? この素朴な疑問に対して、新聞屋さんに代わって中国の真意を勝手に「転」開してみましたが、いずれにしても、政府が対中感情コントロールに動き出したいまこそ、日本にとっては、ビジネスで有利な条件を引き出し、強気で交渉・取引できる絶好のチャンスです。三国志的な言い方をすれば、日本は中国の弱みを握ったも同然、中国はわが手中にアリです。 けれども、あれだけ痛い思いしたことはお忘れなく。相手を悪意で …


毒餃子初公判に見る中国のホンネ 経済落ち目の中国を徹底利用のとき その2

イメージ画像(毒餃子初公判)

中国では裁判所も行政機関の一種でしかないので そもそも、です。法治国家アピールと言いますが、中国の司法は独立していません。行政府といっしょくたです。ですから、「現時点で公判を開く」のは、政府の対日政策の一環です。中国の経済成長率が右上がりならば、この公判は開かれなかったはずです。 思えば、昨年9月の反日暴動は中国にとっては大誤算でした。アレをきっかけに、「尖閣は日本固有のもの」を国民の総意として、日本は強いニッポン・景気回復、自国の利益最優先 …


毒餃子初公判に見る中国のホンネ 経済落ち目の中国を徹底利用のとき その1

イメージ画像(毒餃子初公判)

2013年7月31日付読売新聞朝刊1面、「中国毒ギョーザ 罪状認める」の見出しをチラと見た加藤、本文を読みもしないうちから、「こりゃ、日本の中国進出が有利になるな」と早々に結論。記事によると、「元臨時従業員の初公判は30日に中級人民法院で開かれ、即日結審。検察側は中国でも4人の被害者が出たことを明らかにし、『非常に悪質で結果も重大』と批判、日本側が被害者に関しても9人を認定、判決期日は後日決めるとした」 中国での毒物混入全面否定はどこに行ったの …


社内尖閣論争勃発?@2012夏、黒龍江省は木蘭の餃子大王にて

ウィリー・ワン@黒竜江省木蘭餃子大王

昨年の7月のこと、ウチの面々は黒龍江省ハルピンから160キロの木蘭県にて業務に当たっていました。集まったのは、武闘派ウィリー(北京現地法人スタッフ)、一番番頭(共同経営者)、加藤の三名。 メンバーのお気に入り食堂は角の「餃子大王」。その晩も楽しく夕食にありついていたところ、ウィリーが「ナントカガカントカアルヨ」と言っています(注: ウィリーは中国語オンリー)。なんだこいつ?なに言ってんだ?すると、ウィリーは魚釣りのポーズをしてみせます。「あ~、 …