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勇気百倍・元気の出るWEBLOG

Tag Archives: 反日・親日


中国ビジネスマナー入門 2010 その32 日本文化に学べ

富士山@ANA北京便

2010/10 初掲載 中国へ行くと、きっと感じると思います。中国人の日本製品に対する信頼感だけでなく、日本文化に対する大きな関心を。 若い世代や富裕層を中心に、いまや中国人は、アニメ&漫画(80年生まれ以降は、日本のアニメとマンガを見て育っています)、映画、観光(現在の人気は北海道や富士山)、音楽、芸能人(現在いちばん人気は嵐?若い女の子は「ひみつの嵐ちゃん」などを観ています)、ファッション(ファッション雑誌は日本のリメイク版が主流)、食べ …


中国ビジネスマナー入門 2010 その1 反日でも家には日本製家電

Panasonic製品@北京のカルフール

2010/09 初掲載 裕福な中国人が言います。「反日、反日とは言っても、家に帰れば(裕福な人ほど)日本の家電に囲まれて暮らしているアルヨ。不買運動が起こったからといって、その日本の家電を捨てる人はいないヨ」と。 北京の最新高級ショッピング街である新光天地の生活用品売り場には、「日本製」と大書した炊飯器(象とか虎?)が、目が飛び出るくらいの値札をつけて並んでいます。中国製とは比べ物にならないのだとか。中国人にとって日本製の家電は憧れなのです。 …


中国ビジネスマナー入門 その16 日中戦争の影

南京城中華門@南京

2000/12 初掲載 戦争の責任は一般個人にはありません。ましてや戦後生まれの人間がそれを問われるのは理不尽なことでしょう。けれども、日本人が中国でビジネスをする限り、日本人として日中戦争の責任の一旦をそれぞれが背負うというぐらいの覚悟と気持ちを持つ必要があると思います。またそれは中国だけでなく、過去に日本の行為で傷ついた国すべてに対して同様に言えることでしょう。 日中戦争に関する中国人の認識は、体験者である年配者だけのものではありません。 …


私の周りには反日はありません 中国カントリーリスク解消のヒント その2

バスターミナルのおじさん@上海川沙

ワタシは「ミシミシ」じゃないんだけど 建外SOHOのエレベーターで乗り合わせた隣の撮影会社社員。満員のエレベーターで、私に「ミシミシ」。ミシミシとは「メシメシ」のことです。日本鬼子(日本人への最大級の蔑称)=日本軍人の出てくるTVドラマで覚えたのでしょう。「ミシミシじゃないよ、メシメシだヨ」と発音を直してあげる私。今度会ったらおしえてあげましょう。「メシ、メシだけじゃないよ。日本男性は、メシ、フロ、ネルの三つだからね。ちゃんと覚えておいてね&# …


私の周りには反日はありません 中国カントリーリスク解消のヒント その1

なぜか一緒に記念写真@上海人民広場

反日はごく一部でしかなく、大多数は日本に興味津々 反日とはいいますが、中国人=反日なのではありません。農村から地方都市、地方から都会に出てきて不満のある若者、中国の政治体制に不満のある一部の人が反日に転嫁するのであって、日本好きとは言えないまでも、実際は日本に興味津々の中国人が大多数だという事実は知っておく必要があるでしょう。そして、個人対個人の関係がすべてのもとになるということも。 ウチが個人的に倉庫の管理を依頼している地元男性。先日、「倉 …


ミャンマー3空港入札敗退、「親日」が好きなひ弱なニッポン その3

路上の物売り@ヤンゴンのダウンタウン

親日国ミャンマーは中国より簡単だと、日本人はタカをくくっています。中国でうまくいかなかったのは、中国が親日でなかったからだと。反日のせいだと。けれども、この未知の国に比べたらこちらの知識・経験・情報もよほど多く、ビジネス環境もそれなりに整備され、ヒト的にもわかりやすい中国さえモノにできない日本に、なぜ親日という理由ぐらいで、この国を思うようになどできるでしょう。そうするには、日本人はこの国を知らなさすぎます。 東南アジアは「親日」なのか 東南 …


ミャンマー3空港入札敗退、「親日」が好きなひ弱なニッポン その2

最高裁判所庁舎@ミャンマー

駆け引き上手、ミャンマー 国と国との関係は、恋の駆け引きに似ています。 都会に出てきたばかりの超絶美人のミャンマ子ちゃんは、めちゃモテガール。ミャンマ子ちゃんのハートを射止めようと、日太、韓太、中太は猛アタック。でも、ウブに見えてなかなかしたたかなミャンマ子ちゃん、どの男子にも「アナタだけ♪」と甘~い声でささやいて、それぞれに「ミャンマ子ちゃんはオレに気がある」と期待させておきながら、頭の中では、どの男子をどの場面でどう使おうか、 …


ミャンマー3空港入札敗退、「親日」が好きなひ弱なニッポン その1

アウンサン・マーケットの女性僧侶@ミャンマー

日本が落札して当然!みたいな雰囲気だったけど 2013年8月13日付けのYOMIURI ONLINEの経済面、「ミャンマー3空港国際入札、日本勢受注は1か所」のニュース。日本勢が落札できたのは中部のマンダレー国際空港(総事業費60億円、事業年数30年)のみで、最大都市ヤンゴン国際空港は、地元資本と中国の企業連合に破れ、新設のハンタワディ国際空港(総工費1,000円億円、総事業費2,000億円)は、韓国勢などの企業連合に敗れたそうです。 おそら …