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February 2017 Monthly Archives


中国ビジネスマナー入門 2007 20 おみやげを手渡すタイミング

おみやげの交換@北京全聚徳

2007/03 初掲載 宴会等で相手が複数の場合は、会の終了後渡すほうがスムーズかもしれません。おみやげが同じものの場合は、一人一人に手渡さなくても、ホストにお願いしておくのもよいかと思います。また、相手が一人、二人で打ち解けて話す場合は、最初に渡して、親近感を表したり場を盛り上げるのも効果的です。その場に応じて臨機応変に対処しましょう。 …


中国ビジネスマナー入門 2007 19 握手のやり方

握手は浅くソフトが中国流

2007/03 初掲載 中国では、特に握手が習慣化しているとは感じられませんし、単に欧米を真似ているといいますか、とても儀礼的なもののように思われます。ですから、こちらから無理に行うこともないかと思います。ただ、あちらから手を差し出された場合は、握り返しましょう。特に、女性が求めてきて、男性がそれを受けないのは失礼に当たります。また、男性から女性に求めるのはマナー違反と言われています。 …


中国ビジネスマナー入門 2007 18 名刺交換のやり方

名刺交換もカジュアル

2007/03 初掲載 中国では、名刺交換そのものの歴史が新しいため、名刺交換の方法は、基本的には日本の流儀と同じと受け止めてよいと思います。「○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」と笑顔で言い、両手で相手に手渡し、相手のものも両手で受け取ります。宴会の円卓などで、相手が離れたところにいる場合は、中国人も日本人と同様、席を立って、順番に名刺を手渡しにくることもあります。そのときは、こちらも当然、立って応対しましょう。 難しく考える必 …


中国ビジネスマナー入門 2007 17 カジュアル接待に招かれたら

昼食風景@山西省太原

2007/03 初掲載 中国ビジネスにおいては、よく宴会・接待のイロハについて言われますが、実際は、それほど大人数ではないカジュアルでフランクな宴会が多いように思います。 例えば、円卓では、上座にホストが座り、その右横に第一ゲスト、左横には第二ゲストが座ります。けれども、ホストと第一ゲストの位置さえ決まれば、それほど堅苦しく考えなくていいようです。通訳が、ホストのすぐ左隣にくることもあります。また、運転手さんが同席することもあります。 前菜 …


中国ビジネスマナー入門 2007 その16 縁起のよい数字、悪い数字

誕生日のケーキ@北京

2007/03 初掲載 中国で断然縁起のいい数字は、「八」です。日本でも末広がりの八ですが、中国においても同様です。例えば、買物をして、88元8角など、8が並ぶと、店員さんが「あなた、縁起がいいね」とにっこりするという具合です。次いで、「六」です。六は「リゥ」と発音し、「流」と同じ発音であることから、商売が川のように滞りなく流れていくことを表すからです。 逆に、縁起の悪いのは、日本と同様「四」です。四は「スー」と読み、やはり、「死」と同じ発音 …


中国ビジネスマナー入門 2007 その15 マナーより大切なもの

美味しく食べるのも大事なマナー@北京

2007/03 初掲載 おみやげのタブーはなに?名刺交換や握手のやり方は?宴会ではどうしたいいの?言葉が伝わらなかったら?・・・などなど、中国とつき合うに当たっての気がかりは尽きないかもしれません。けれども、マナーという形式にとらわれ過ぎて、がんじがらめになり、失敗を恐れてばかりいては、中国と関わる楽しみが半減してしまうこともまた事実です。 避けなければならないタブーというものはいくつかあるかもしれません。けれども、中国は、決してマナーにうる …


中国ビジネスマナー入門 2007 その14 日中の能力のコラボレーション

これから営業に出陣@北京建外SOHO

2007/03 初掲載 自分自身が言葉ができることもしくは通訳要員のいること、商習慣を心得ていること、有力な人物との人脈のあること、あるいは投資するお金のあることが、即、中国ビジネスにつながるわけではありません。それらは、あくまでも条件のひとつです。表面をいくら整えても、なかなか成功はできないでしょう。中国は、そんなにたやすい国ではありません。基本的に、日本人の手には負えない国です。中国ビジネスは、もっと泥臭い、人間対人間の勝負なのです。 で …


中国ビジネスマナー入門 2007 その13 自分の足で行くことの意義

これから河南省まで@北京

2007/03 初掲載 中国側との商談・交渉には、可能な限り、自分たちの足で行くことをお勧めします。高速道路は発達していますので、片道500キロぐらいでしたら車もいいでしょうし、飛行機や列車を利用する場合は、空港や駅からは自分たちでタクシーを拾って目的地に向かいます。 商談で有利になりたいならば、決して、相手のお迎えに身を任せてはいけません。同様に、相手の本拠地においては、食事代は相手が支払っても、ホテル代や足代は(もちろん、航空運賃も)必ず …


中国ビジネスマナー入門 2007 その12 自分の中国語を話すということ

弁護士事務所で打合せ@内モンゴルフルンボイル

2007/03 初掲載 自分自身がある程度言葉ができる場合は、恥をかいても、冷や汗をかいても、大事なことは自分の言葉で伝える努力をしましょう。どうしても伝わらないときは、書いてもかまわないと思います。言葉の不足は、ベースとなる知識でカバーできます。聴き取るときも、英語と同様、文法は中学生・初心者レベルでも大丈夫です。その方面の単語をどれだけ知っているかという語彙力がポイントとなります。 もちろん、言葉も知識も100%であるに越したことはありま …


中国ビジネスマナー入門 2007 その11 通訳の重要性

イメージ写真(北京CBD)

2007/03 初掲載 通訳は、ときとして、自分のわからない言葉や都合の悪いことは通訳しなかったり、交渉がうまくいくようにとのアドバイスを超えて、自分の気持ち・意見を織り交ぜて訳したりすることがあります。 ビジネスの交渉には、言葉そのもののレベル以上に、専門知識が求められます。ですから、中国で交渉する際、自分の言葉に自信がない場合は、その分野の知識もあり、交渉の目的や方針を理解していて、こちらの立場で訳してくれる、信頼できてかつレベルの高い通 …