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中国ビジネスは常に腰を浮かせて—コレ中国ビジネス的鉄則也 March 25, 2014 (Tue)

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日本人にはどうしても理解できない中国人の思考回路の一部をご紹介しましょう。

たとえば、日本人ならばタダほど怖いものはないと考えますが、中国人は逆です。タダで利用できるものはなんでも利用します。そして、目に見えてわかりやすいものには支払いますが、たとえ経費であっても、目に見えないものに払う習性がありません。

村社会では「和」が大事

またたとえば、村社会の日本では、この人にこれを頼もう、任そうとなったら、その取り決めや仁義を守ります。が、戦いの歴史を潜り抜けてきた中華(自分たちが世界の中心)な人たちは、そんな律儀さとは無縁です。誰かに頼んでいても、それ以外にも使えそうな駒があればいくらでも声を掛けますし、それが普通です。政府役人であっても同様です。なにごとも結果オーライの中国人に対しては、「自分なしではやっていけないだろう」は、日本人の幻想です。

さらに、中国人は、表面的には相手の面子を保ちつつ、本音はまた別にあり、中国人同士はお互いの本音をわかっていてことを進めます(中国では、相手の本音がよく見えていても、表向き相手の大義名分を尊重する=面子を保つのが礼儀です)。合意された表向きの大義名分と、その裏で幾重にも繰り広げられる損得勘定。これに対抗しようと思ったところで、日本人の入る余地はありません。中国をわかっていない日本人がまともに張り合っても、勝ち目はないのです。

一事が万事この調子ですから、日本人にとっては実に理不尽な国です。一生懸命になるだけ損をし、信じるだけバカを見るのも事実です。

表面は熱烈友好、一皮むけばすべて駒

ですから、決して特定の中国人を心から信頼してはいけませんし、警戒を怠ることなく、駒はいっぱい用意しておいて、表面上は友好を保ち、適当に距離を置きながら使い分けつつ、常に腰を浮かせておかなくてはいけないということを肝に銘じておきましょう。思考回路の異なる中国人にいちいち腹を立てていては負けです。中国人はこんなものだと淡々と受け止め、あっちがあっちなら、こっちはその上手をいくべく、脳ミソと智慧をふりしぼるのみです。

ミャンマーと同じで、「アナタだけ」なんてあり得ません。日本人のように純ではないのです。けれども、だからこそ世界一の商人なのです。商売上手=ずるい、したたかということですから。けれども、それは同時に、誰にでも広く門戸が開かれていることの裏返しでもあります。結果を出すなら誰でもいいのが中国です。だから、こんな野良犬にでもチャンスが回ってきます。だから、おもしろいのです。

この理不尽さに拒絶反応を示すか?それとも、チャンスととらえるか?それは、感性の柔らかさと好奇心次第です。ただ、この理不尽さにもまれることこそが中国ビジネスの本番であり、同時に、その思考回路が読めるようになれば、中国人ほどわかりやすい民族もいないでしょう。

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