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「そのペットボトル、一口飲んでみて」 北京地下鉄セキュリティチェック July 8, 2013 (Mon)

前回の帰国は5月30日でした。そして、今回、6月29日から北京に来ていますが、地下鉄に乗るときのいつもの荷物検査が、この間になぜか厳しくなりました。いつもでしたら、(荷物検査コンベアーが汚いので)荷物を通さなくても、バッグをがばっと開けて係員に見せればOKでした。係員もちらっと見たフリするだけです。もう何年もそうでした。

事件があると発作的に厳しくなってみたりする地下鉄セキュリティチェック

ところが、今回は様子が違います。毎日何度も地下鉄を利用しますが、いちばん緩やかな駅でも、見せる場合は金属探知機(?)で検査されます。けれども、たいていの駅では、がばっと見せてもダメです。ちゃんとX線検査装置に置いて通すよう言われます。

中でもいちばんウルサイと思われたのが、地下鉄10号線と6号線の交差する呼家楼駅B口。ポシェットまで通せと言います。

「(人民のドロドロのスーツケースだって通す)こんな汚いところに(一応ブランドもののポシェット)載せるの、イヤなんですけけどっ」と抵抗する加藤。それでもだめみたい・・・しかたない、とX線検査を通過した書類の入った(アウトドア用)バッグを引っ張り上げ、その中にポシェットを入れて、もう一度通します。これで文句ないでしょ?

ペットボトルも飲ませてみたりする

ところが、今度は「ペットボトル入ってるでしょ?それ、一口飲んでみて」。はぁ~?「ヒースローじゃあるまいし」ブツブツ言いながら、一口じゃなく、ゴクゴク飲んでみせる加藤。これで文句ないでしょ!

私が今回北京へ来る直前、きな臭い事件がありましたが、どうもその影響のようです。

あんがい緩いのが、最も乗降客の多いと思われるCBDの中心 国貿駅。のんびり住宅街なのにあんがいうるさいのが、大使館区域でもあるからか、団結湖駅。ここでもポシェットも通せと言われた私。「どーして?これでいいいでしょう?」と中を見せて強引に突破。

さて、この検査、いつまで続くでしょうか?見物です。