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勇気百倍・元気の出るWEBLOG
中国では、北京でも上海でもいたるところで物乞いに出くわします。地下鉄では二人組で車内を巡回する物乞い。二人のうちひとりは目が見えないとかという設定で、ぬーっと眼前に現れ、募金箱(?)を差し出し、ちょっと立ち止まる間があって、お金を入れることを間接的に強要されます。
周りの中国人はどうか?さっとお金を入れる人、無視する人。打率は0割5分くらいはあるかという感じです。中国人って、お金の亡者でありながら、老人や子どもに躊躇せず座席を譲ったりして、日本人のように「人前で良いことをするのは気恥ずかしい」という変な気負いがありませんから、物乞いは意外に良い商売かもしれません。
とある地方都市では、「太って血色の良い」物乞いに小走りで追いかけられたこともありました。そんなに元気なら仕事すればいいのに。
表題の件、上海人民広場駅から南京東路(歩行者天国)へ抜ける歩行者用地下道の階段で、雨がしとしと降るなか、物乞いの老女?が横たわってたのですが。日本人である筆者は、やはり一瞬ドッキリしますが、よく見ると雨具をかぶっているようですし、いつもは「募金箱」に「種銭」が入っているのに、しまってあるようですし、ナンダカナー。
中国で物乞いを見て、貧富の差の象徴と受け取るのか、物乞いをも商売にする人民のしたたかさと深読みするのか。その判断は写真を見た皆様に任せます。