JiBiz
BUSINESS
KNOW-HOW

海外でビジネスする
中国で仕事する
戦う日本人企業家のための
勇気百倍・元気の出るWEBLOG

CP+2015はカメオタ、カメコ、高齢者であふれ、ちょっぴりカメラ女子がいた February 18, 2015 (Wed)

ワタクシのデジカメ遍歴は、PENTAX Optio S ⇒ SANYO Xacti CG6 ⇒ PENTAX Optio P80 ⇒ OLYMPUS E-PL1 ⇒ Nikon 1 J1 ⇒ Nikon 1 J3

今の愛機はNikon1 J3

はっきり言って、カメラ・機材には興味ありません。撮るのは好きですが、撮ったあとはいつもほったらかし。でも、光の入り方や構図は気になります。写真教室は、一眼レフのセミナーに一度だけ参加したことがあります。おもしろかったのですが、時間が取れなくてそれぽっきり。写真の撮影は、仕事の資料やウェブサイトのコンテンツの素材として使うことが目的ですが、撮影枚数は多いそうです。2012年の2月に購入したNikon 1 J1はほぼ2年2万枚超で故障(壊れるの早すぎ~)。懲りずに買ったNikon 1 J3はまだ1年経っていませんが、2万枚を撮影済みだそうです。

Nikon 1を選んだ理由は、小柄な女性でも、出張時にも、ぎりぎり負担にならない大きさ・重さ。それから、フォーカスをはじめとしたレスポンスのよさ。そして、スタイリッシュさ(コレ、大事)。欠点は、バッテリーの持ちがあまりよくないこと(予備を含めて3個体制)。

Nikon1をぶら下げていますと、よくおじさんから声をかけられます。「スゴイカメラ持ってるねぇ~」と。ミラーレスですし、別にすごくないのですが、やっぱり男性って、カメラ好き、キカイ好きなんだなぁと微笑ましくなります。

撮るものないの?

さて、駐輪場のおじさんにほめられたマイNikon1を連れて、午前中に「葛飾発信 町工場見本市2015」で東京国際フォーラムへ行った後、ビズパートナーのリクエストで、パシフィコ横浜で行われているCP+2015へ足を延ばしてみました。当のビズパートナー、「高島屋で開催していた日本カメラショー」(一体いつのことでしょう?)と比べて、会場の広さやメーカーブースの立派さに感心していましたが、ワタクシは、コンパニオンやモデルにカブリつきで撮影するおじさま方の雰囲気に少し腰が引けました。あ~あ、こんなに立派なカメラ持っていて、普段、そんなに撮影するものないのかなぁ?

来場者はほぼ男性で占められ、女性は、オリンパスとパナソニックのブースで目立った程度。金曜日でしたし、年齢層も高め。

スマホは日本の産業を滅ぼす?

「今の10代20代は、カメラもクルマもいらなくて、スマホがあればいいんでしょ」とビズ・パートナー。

「スマホには乗れないけど・・・」とワタクシ。

デジタルカメラ産業は、日本メーカーが世界市場をほぼ占有する貴重な分野です。日本のカメラ産業は、1960年代に、レンジファインダーカメラから一眼レフカメラへ舵をとることでドイツのカメラを追い越し、世界市場を獲得しました。

けれども、日本のお家芸と思われていたカメラ・レンズ分野も、中国・韓国メーカーが価格を武器に欧米に浸透し始めています。技術(者)流出が日本メーカーの撤退原因となった液晶産業の苦い過去を踏まえて、日本のカメラメーカーは、決して現状に甘んじることなく、常に研究と技術革新を怠らず、繰り返し繰り返し進化し続けてもらいたいと思います。